相手をダメにする愛し方はある?

20131011あなたは意志の強い人ですか? 弱いと思うことはありますか?

私は弱いと思うことが多いです。
本気で「こうしよう」と決めても、守れないこと、いろいろあります。

幸いにも、仕事には「締め切り」がありますから、意志の弱い私でも、毎日コツコツ原稿を書いていけます。

もしも、誰ひとり私に「締め切り」を提示してくれなかったから、
「いつでもいいですよ」と、みんなに言われたら、
たぶん、私は今ごろ、自分のダメさ加減に落ち込みすぎて、「もう、どうにでもなれ!」という投げやりな人間になっていたかも……。

さて、今日お話したい本題は「相手をダメにする愛し方はあるか?」というテーマです。

恋愛ではありませんが、たとえば「いつでもいいですよ」という優しい編集者ばかりなら、確かに私はダメになっていたかもしれません。
どんなに締め切りを破っても許してくれる人ばかりでも、ダメになっていた可能性はあります。

でも、それって、編集者のせい? 単に元から私がダメなヤツなだけでは?

そうですよね。優しい相手が私をダメにするわけではありません。それは責任転嫁というもの。

ただ、賢くて優しい人が、ダメな私を救ってくれることはあります。これは確か。

たとえば、「締め切りの提示」だけに留まらず、リマインダーのような役目も努めてくださるスマートな編集者の方にお会いしたことがあります。
別件や世間話のメールを締め切りの前日あたりに必ず送ってくださり、最後にさらりと「それでは、明日の締め切り、お待ちしております」と、ひと言。
こういうふうに、釘を刺してもらうと、逃げ場がなくなった感じがして、なにがなんでも明日までに仕事を終えなければ、と気合いが入ります。

締め切りに間に合わなくても許してくれるタイプより、私はこういうタイプの方に「救われている」と感じるし、「大事にしていただいている」と感じます。

自分の愛し方が、「相手をダメにしているの?」なんて気にしなくていいと思います。
でも、相手の意志の弱さを先回りして、そっと釘を刺してあげる……そんな愛し方ができたらいいですね。ダメになりそうな相手も救えるかもしれません。