人生の「辛い時期」の正しい過ごし方

寒波が来て、ぐぅっと気温が下がったり、かと思えば、急に温かくなって「しまった、今日は着込みすぎた!」と汗をかいたり。
真冬の日々の気温差に対処するのって苦労しますね。

今年の1月中盤あたりの数日は特に寒くて、東京でも夜は気温がマイナスに。
手袋にカイロに、あらゆるグッズで必死の防寒!

ただ、この時期を通過したおかげで、その後は気温が10℃近いと「今日は暖かい!」と思うようになりました。

12月ごろは、10℃の日だって「寒い、寒い」と騒いでいたのに不思議なものです。

こういうのって、人生も同じだなぁ……と思うのです。

人生の辛く厳しい時期をくぐり抜けたあと、今までよりも「耐性」がついた気がすることはありませんか?

以前だったらグチグチ言っていたことが、そこまで不満に感じなくなり、「私も大人になったかも」なんて感じるようになるのだって、キツい経験をしたあとでしょう。

ちょっとしたトラブルなんかには、へこたれない強さが身につくこと――これがね、厳しい時期を過ごした後に、もれなくもらえる「ご褒美」です。

柔らかい春の日差しに包まれた人生を、ずっと過ごせたなら幸せでしょう。だけど、そうはいかないもの。どんな人もそれぞれの「冬」を通過し、試練をなんとかくぐり抜けて再生します。

今、苦しい時期を過ごしているあなたもきっと大丈夫ですよ。

でも、弱っているときは自分に優しくしてくださいね。「強くならなきゃ!」と意気込んで、無理な目標を立てたり、これまでの自分にダメ出ししたりする必要はありません。

だって考えてみてください。寒さが最も厳しいときに「もっと強くならなきゃ!」と気合を入れて、薄着をしたりはしませんよね? 温かい衣服や食事でしっかり自分を包んであげようとするはずです。

「寒さに強くなった」と感じられるのは、寒さのピークが過ぎたあと。
「心が強くなった」と感じられるのも、人生の試練のピークが過ぎたあとです。

今はまだ弱い自分を叱りつける必要はありません。優しく柔らかく自分に接するようにしてほしいのです。

「以前より強くなったかも」と思えるようになってきたら、そのときこそ自分を鍛え直すのに適した時期。次の夢に向かっていけるように、目標を立て直してくださいね。

これを逆にしてしまう人を、とぎどき見かけます。

辛いときは強がっているのに、試練が過ぎたとたん、「もう頑張る必要なんてないや」と言わんばかりに自分に甘い日々を過ごす。そして、また辛い時期がくると、今までの自分に対する後悔に暮れて、自分を戒めようとする……そんな人です。

逆にしたほうがラクなのになぁと思うけれど、他人のことは言えません。私も、そんな感じで長いあいだ、生きてきた気がします。

こういうのは歳を重ねるうちに身につく知恵なのかもしれませんね。
若さの代わりに手に入る「ご褒美」かもしれません。

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※この記事は、ジューン澁澤監修コンテンツ『二人が出逢った理由』の「june’s Diary」の転載です。詳しくは「june’s Diaryの転載を開始します」という記事をご覧ください。

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