不幸から抜け出せない理由は「方向転換が苦手だから」です

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今年もそろそろ終わり。

一年間、いろんな方の鑑定をしてきましたが、最近思うのは、「悩みを抱えている人には二種類のタイプがいる」ということです。

ひとつのタイプは、不幸に陥っても、そこから脱出するのが上手い人。

もうひとつは、不幸にハマり込むと脱出できず、長いあいだ、苦しい人生を過ごしてしまいやすい人です。

このふたつのタイプを分けるもの。
それは「方向転換」が出来るどうか――これにかかっている感じがします。

というのも、すぐに不幸を抜け出せる人って、みなさん、方向転換が上手に見えます。

たとえば、鑑定で好きな人とのことを占っていて、
「その人との恋が進展するのは、今すぐはちょっと難しいかも……」とお伝えすると、

「そうですか……。
では、他の出会いって今後、ありますか?」とか、

「恋のほうが無理なら、今の仕事でもっと成功する方法はありますか?」とか、

頭をサッと切り替えて、別のことを尋ねようとなさる方がこのタイプです。

上手く行かないことに執着せずに、他の道を探ろうとする意欲を持つのって、幸せや成功をつかむために欠かせません。

そんなのは誰でもできるように思うでしょうか。
ところが、そうでもないんですね。

「方向転換」がすごく苦手な方もいます。

たとえば、先ほどと同じく、
「その人との恋について、今すぐはちょっと……」とお伝えすると、

「えー、でも、なんとかなりませんか?」
「うーん、でも待っていれば、変わりますか?」
と、
方向転換することなんて考えもせず、「このまま、なんとかなってほしい。自分は変わりたくない」という“運頼み”になってしまう方がやっぱりいらっしゃるんですね。

これを読んで、
「私もそのタイプ! ヤバいの?」
と、不安になった方がいらしたらごめんなさい。

ヤバいわけでは決してありません。

「そんなんじゃダメだ!」とお説教したいわけでもありません。

とはいえ、「方向転換の拒否」という姿勢は「不幸から抜け出せない体質」につながりがち。

それに人生は永遠ではありませんよね。

 

苦しいことを半年、1年と続けてようやく幸せが見えてくるより、「他にも幸せになる方法があるかもしれない!」と考えて、すぐさま方向転換してみることも視野に入れておくほうが圧倒的に「幸せなれる可能性」は高まります。

とはいえ、何かに必死になっているときって
「絶対にこれじゃなきゃイヤ!」
と思ってしまうことがあるんですよね。

実は私も、そうなりやすいタイプの人間です。

たとえば、最近の私はネットで洋服を買うことが多いのですが、
チェックしておいた商品をいざ、買おうと思うと売り切れになっていて、
「え―――っ、昨日まで在庫5点って書いてあったのにぃぃぃ」
と、地団駄を踏むことが続いています。

不思議なことに「ない」と言われると、なんとしても欲しい気持ちがムクムク。

似たような商品はあるんだから、他のものに目を向ければいいものを、そうはせずに、そのショップの在庫に変化がないか、翌日以降もチェックしたり、リアル店舗で聞いてみたり、けっこう執着してしまいます。

でも不思議なものです。

リアル店舗に行って聞いてみて、
「1点だけございます。ご覧になりますか?」
と言われると、

わーいと喜びながらも、店員さんが在庫を探しに行っているあいだに、

「よし、しっかりチェックして、すごくよければ買おう。
あ、でも、ここに置いてあるのもいいな、こっちにしようかな……」
なんてね。

さっきまでの執着ぶりはどこへやら。
結局、私は「ない」と言われたことが悔しくて、「方向転換」ができなくなっていただけだと気づいたりするのです。

私なんて洋服でさえ、こうなのですから、みなさんが好きな人や、やりたい仕事をそう簡単に諦めたりできないお気持ち、すごくよく分かります。

それに、諦めるのが苦手な人って、頑張り屋さんが多いです。

どんなに辛く、苦しかろうと粘っていける努力家の人にしかつかめない幸せは絶対あります。最後に笑うのは、そういう方なのかもしれません。

……と言っても、話は戻りますが、人生は有限です。
あれに執着したばかりに、遠まわりするばかりの人生にならないようにもしたいもの。。

 

そもそも、方向転換というのは、あきらめることとは違うんですね。

たとえば、好きな人にフラれたら、いったん方向転換して他の出会いを探してみて、そうしてみた結果として、「やっぱり他の人じゃダメだ!」と思ったら、また帰ってくればいいのです。

思い通りにならないことが不幸なのではありません。

思い通りにならなければ、方向転換すればいいだけなのです。

不幸な状態というのは、思い通りにならないことに執着して、そこに居座ってしまうこと。そして、どうにも自分を動かせなくなってしまうことを「不幸」というのです。

「これ」がダメなら「あれ」はどうだろう?
……そういうふうに頭を切り替えてみることが自分を救う場合は多いものです。

こんな人生の知恵も、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

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