久々の更新になるダイアリーですが、
今回は、メールでのやり取りがいろいろと行き違いになってしまったジャネキンさんへのお返事のみ、書かせていただいています。
変則的になってしまってごめんなさい。
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ジャネキンさん、こんにちは。
こらちのサイトに届いたメールは、月に一度、まとめて私のところに届けていただくので、ジャネキンさんの二通目のメールを知らないまま、先日、お悩み相談コーナーに回答を書いてしまいました。
そのため、いろいろと状況に合わない話になってしまってごめんなさい。
でも、「ああ、よかった!」と物凄く安堵しました。
親戚の方がジャネキンさんのSОSを受け止めてくださったこと、ほんとによかったですね。
とはいえ、それで全てが解決するわけではなく、まだまだ心細いのでしょう。こんなときに風邪まで引かれてしまったようで、それはもう心細かったでしょうねぇ。知らない土地でひとり、寂しかったですね。
「周りの方は何かに守られているように見えて、その中で徒手空拳に動いているようで自分が哀れで虚しく感じます。」
というジャネキンさんのお気持ち、私にはよく分かります。まったく同じように感じることがあるからです。
私もね、周りに身内が少なく、職場があるわけでもないので、仲間も少なく、そんな環境だから、「守られている人々」と「自分」と違いを感じることがあるわけです。
でもね、日々、いろんな方と会って、お話を聞いていると、たとえ家族や親族が多くいても、何かしらのひどい事情で、自分だけが孤立していて「徒手空拳の人生」の苦痛を語られる方がいます。辛いお話です。
また、自分の親や自分の子供など、愛しさを分かち合う相手が、まるで「敵」のような存在になってしまい、「独りで生きていれたら、どんなに気楽か……」と涙を流す方もいます。
みんな、それぞれ、怖くて、辛くて、寂しい人生を送っています。
もちろん、そんな人ばかりではありません。でも、どんな人にも長い人生の一時期には、そうした“孤立無援に近い苦闘”を強いられるときがあるように感じます。
ですから、どうぞ「疎外感」に苦しまないでくださいね。
「わたしだけが、こんな思いをしているのだ……」と感じてしまうと、寂しさや怖さがふくらんでしまいます。
今、この瞬間にも、世界中に、ジャネキンさんと同じように、人生の苦闘を経験している人はいます。その人たちはみな、ジャネキンさんの仲間です。
「私も、みんなも、なんとか苦境を超えていけますように……」と、辛い夜には祈ってみてください。
そうすると、ほんの少し孤独が和らいで、心強い気持ちが生まれます。本当です。
それから、私へのお心遣い、ありがとうございます。
お優しさに泣けてしまいました。。
ジャネキンさんも昨年、お父様を亡くされたばかりだったのでしたよね。
「入院の日々に今までの父への愛憎を一気に乗り越えることになり、頭と気持ちが繋がらないし、気負いが仕事にも出て、普段以上のフルスロットルで過ごしてしまいました。」
とのことですが、まったく今の私も似たようなものです。
親との愛憎の終焉というのもまた、長い人生に訪れる「乗り越えないわけにはいかない苦闘」と分かっていても、逃げ出したくなる毎日……。
そんな自分を叱るよりも優しくしようとね、ジャネキンさんからエールの言葉をいだいたおかげで思えるようになりました。
私も心から、この窮地を戦っているジャネキンさんを応援しています!
お礼の気持ちと希望をこめて、大きな翼が夕空に現れたように見えた雲の写真をアップしますね。
必ず道は開けますよ。あなたは強くて美しい魂を持っている人なのですから……。
なにかあれば、またいつでもメールをください。
※この記事は、ジューン澁澤監修コンテンツ『二人が出逢った理由』の「june's Diary」の転載です。詳しくは「june's Diaryの転載を開始します」という記事をご覧ください。
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