カテゴリー: カードの意味

  • 真珠母雲 『オーロラタロット』カード解釈

    真珠母雲 『オーロラタロット』カード解釈

    ~戸惑い・警戒心・ミステリアスな魅力~

    このカードには、空一面に広がっている不思議な雲が描かれています。

    なんともミステリアスな色合いの雲です。

    なまめかしい真珠貝の裏面の輝きに似ていることから『真珠母雲』と呼ばれています。

    これはね、極地でも滅多に現れない雲なんですね。

    珍しいものは人を不安にさせます。
    「これは何だろう? 何か悪い兆しなんだろうか?」と怪しむ気持ちが生まれたり、「どうして、こんな雲が出ているのか」を理由を知りたい好奇心が強まったりするものです。

    この『真珠母雲』は“戸惑い”や“警戒心”、“分からないことに対する恐れや興味”を表すカードなのです。

    気になる異性の気持ちを占ったとき、このカードが出てきたら、相手の心に戸惑いや警戒心がある、と読みましょう。

    たとえば、あなたが気になっているのが、最近ちょっと親しくなった異性なのだとしましょう。
    その場合、このカードはね、あなたが自分に好意を見せてくれることを彼(彼女)は、まだ不思議がっている段階であることを示します。

    「なんだろう……もしかして好かれているのか? いやいや、そんなわけないかな……」というような戸惑いと、「好かれている」と決めつけることを警戒する気持ちがあるわけです。

    曖昧な関係が続いている異性の気持ちを占った場合であれば、相手の心には、何かしら、あなたとの関係を前進させることへの「ためらい」や「恐れ」がある、と考えてください。

    いっぽう、「彼(彼女)は私のどこが好きですか?」という質問を立てて占った場合なら、その答えは「あなたのミステリアスなムードに惹かれている」ということかもしれません。

    人間って、単純にカワイイだけの女性だとか、誠実そうな男性に心惹かれるとは限らないものですよね。
    少し陰のあるミステリアスな女性に惹かれてしまったり、悪っぽいところが魅力的な男性が魅力的に見えたりすることは多いもの。

    そのような「怪しいものに惹かれてしまう気持ち」も『真珠母雲』のカードは表しているのです。

    けれども、仕事や人生に関する悩みについてのリーディングでは、『真珠母雲』は「よくない兆し」と読むのが正しいかもしれません。

    なにかしらの不安要素が存在していることを、この怪しげな雲は表しています。

    実際、あなた自身、「このままではいけないかも……」という気持ちが心のどこかにあるときに現れることが多いカードです。

    「あなたの悪い予感が当たってしまわないように、そろそろ対策を立てたほうがいい」というメッセージを、このカードは送っています。

    たとえば、風邪を引きそうな気がするときに『真珠母雲』が引いたなら、「その予感は当たっている」ということ。早めに薬を飲んで寝てしまいましょう。

    買いたいものがあるんだけれど、予算がなぁ……と悩んでいるときも同じです。このカードが出てきたら、止めておくのが正解でしょう。

    人はみんな、「これをしたら、マズい結果になるかもしれない」という未来予想を立てるもの。
    けれども、ついつい、それを無視して、マズい結果に突き進みそうになる場合があるものです。

    “警戒心”を意味する『真珠母雲』は、そんなあなたの心にブレーキをかけるために現れます。

    このカードを嫌わないでくださいね。なにしろ、これは「あの警告に従っておいてよかった!」と思える未来へと、あなたを導いてくれるカードなのですから。

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  • メタモルフォシス 『オーロラタロット』カード解釈

    メタモルフォシス 『オーロラタロット』カード解釈

    ~変身 一時的な性質の変化 移り変わりの時期~

    メタモルフォシス『メタモルフォシス』とは“変身”のこと。

    極地に暮らすイヌイットには、自分たちの文化をモチーフにした絵を描くアーティストがたくさんいるのですが、彼らが好んで描く題材のひとつは「変身」です。

    この『メタモルフォシス』のカードにも、さまざまな動物たちが変身を遂げる様子が描かれています。
    ウサギに角が生えてきたり、魚が犬に変わったり、「あえりない」と感じられる変貌がここでは起こっています。

    実際に、こんなことは起こらないでしょう。
    けれども、たとえば、いつもはウサギみたいにおとなしい人が急に怒り出す、といったことは日常のなかで見られることですよね。

    あなた自身も「今日の私はなんだか変。普段だったら、こんなことぐらいで怒ったりしないのに……」なんて思う日があったりしませんか?

    周りの人間について、友達と「最近あの人、変わったよね」、「うん、私もそう思う」といった会話を交わし合うこともあるはず。

    「前はもっと冷たい人だったの、優しくなった感じがしない?」なんていう話になることもあるかもしれません。
    これってまるで、「冷たい魚」が「温かい血の通う犬」に変わったみたいな話です。

    こんなふうに考えていくと、このカードに描かれているのが架空の世界のことではなく、私たちが暮らす世界で日々、起こっていることだという感じがしてきませんか?

    要するに『メタモルフォシス』は、「一時的にいつもの自分と違ってしまうこと」や「性格や性質に起こる意外な変化」を表すカードなのです。

    では、このカードの解釈を考えていきましょう。

    好きな人の様子が今日はヘンだったと気になって、カードを引いてみたら『メタモルフォシス』が出てきた、という場合は、「今日の彼(彼女)は一時的に、いつもの自分ではなくなっていたのだ」と解釈できます。

    どんな人でも、ときどき変身します。
    怒りっぽくなる日もあれば、ネガティブになる時期もあるでしょう。

    こういう変身は大抵すぐに収まるもの。「私を嫌いになったの?」と悩む必要はありません。「虫の居所が悪かったのね」と思っておいていいですよ。

    いっぽう、「あの人の私に対する気持ち」を占っているときに、このカードが出た場合は、今まさに、あの人の気持ちは変化しているところ、と読んでくださいね。

    『メタモルフォシス』は変化のときを告げるカードでもあります。
    仕事や人間関係を占った場合にも「変化の時期が近づいている」と解釈してみましょう。

    いっぽう、悩み事を抱えていて、「どうすればいいか?」というアドバイスを求めてカードを引いた場合は、『メタモルフォシス』はあなたに「根本的に変わること」を勧めていると考えられます。

    人は誰でも変身できます。
    「私は変われない……」というのは思いこみ。

    その思いこみがあるからこそ、状況に行き詰まりが生じているようなとき、このカードは何度もあなたの前に現れてくるでしょう。

    「変われるはず」と信じてみる――それが苦痛な状況を抜け出すための一歩になるかもしれませんよ。

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    41メタモルフォシス キャプチャ

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  • キョクアジサシ 『オーロラタロット』カード解釈

    キョクアジサシ 『オーロラタロット』カード解釈

    ~広がる世界・ 継続と充実・ タフな心身~

    キョクアジサシ

    『キョクアジサシ』というのは、このカードに描かれている鳥の名前です。
    これは世界で最も偉大な渡り鳥です。

    なにしろ『キョクアジサシ』は一年のうちの半分は北極で、残りの半分は南極で過ごします。つまり、地球の果てから果てへと壮大な旅を続ける鳥なのです。

    地球の果てから果てへと飛び回るためには、相当のスタミナが必要です。
    このカードは、“何かを成し遂げる強さ”を意味しますが、そのために必要なのは“タフな心身”であることも表すカードなんですよ。

    最もシンプルに解釈するなら、「がんばれ!」というメッセージを届けてくれているカードということになります。

    恋や仕事で苦しい思いをしているとき、『キョクアジサシ』のカードが現れたら、“継続”がベストな選択だということ。ここで弱気にならず、もう少し続けたほうがいいというお告げなのです。

    でも、それだけではありません。
    カードの絵柄を見てみましょう。
    この鳥の尾からは、色とりどりのキラメキの片りんが広がっています。その様子は、まるで「美しい夢」が振りまかれているように見えませんか?

    あなたにも経験があると思うのですが、私たちは頑張る人を見ると、それだけで勇気づけられたり、励まされたりしますよね。

    たとえば、オリンピックに出ている選手が、ここまでどれほど長い道のりを頑張り続けてきたか――その経緯を聞いたりすると、「本当にすごいなぁ……。よし、私も頑張ろう!」と思ったりしますよね?

    がんばる人というのは、夢を振りまく人。世界中の人々に元気や勇気をくれる人でもあります。

    ですから、『キョクアジサシ』というカードは、「あなたの努力を見て、励まされる人が必ず出てくるよ」というお告げでもあるわけです。

    他人だけではありません。今のあなたの努力はね、未来のあなたを励ますものにもなります。
    「あのとき、私はあれだけ頑張れたんだから、これからもきっと頑張れるはず。苦労を乗り越えられるはず」という自信をつけるためにも、今こそは頑張りどき……そんなふうに解釈してみてもいいでしょう。

    では、恋する相手の気持ちを表すポジションに、このカードが出てきた場合について考えてみます。

    先ほどもお話した通り、このカードは“継続”を意味しますから、「あなたとずっと一緒にいたい」「長くつき合っていきたい」といったようにリーディングしてもいいでしょう。

    それに、これは世界を旅する渡り鳥のカードです。「一緒にいろんなところに行きたいと思っている」というふうにも読めるし、「いろんな経験を共にしていきたい」という意味だと考えても構いません。

    ふたりの関係が危機に立たされているようなときに、このカードが出てきた場合は、「もっと強くならなければ……」という気持ちがね、彼(彼女)の心にある、とも読めます。

    『キョクアジサシ』は、こんなふうに、さまざまな解釈が広がるカードです。

    大切なのは、あなたがカードから感じたことを言葉に換えていくこと。

    ときには、このカードを見た瞬間に、「これはきっと、飛び立つときが来た、というメッセージだな……」と感じる場合もあるでしょう。

    あなたの心が感じ取ったことを大切にしてくださいね。それが一番正しいリーディングなのですから。

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    34キョクアジサイ キャプチャ

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  • ウグジュグナック 『オーロラタロット』カード解釈

    ウグジュグナック 『オーロラタロット』カード解釈

    ~連想・同質性・呼吸を合わせる~

    ウグジュグナック

    このカードに描かれているのは、極地の海の浅瀬です。
    寒流域に生息するクリオネの姿が、カードの中央に描かれています。

    そのすぐうえには、頭を突き合わせているような形で、もう一匹のクリオネが見えますが、これは「鏡像」です。

    ここは透明度の高い海。そのため、澄んだ海面が鏡のように光を反射し、水中のクリオネの姿を合わせ鏡みたいに映し出しているのです。

    ところで、極地の人々が使うイヌイット語では、クリオネのことを『ウグジュグナック』というのだそう。直訳すると「アザラシみたいな」という意味の言葉です。

    クリオネもアザラシも、ぽたっと丸くて長い胴体の両側から、ちょこんとヒレが出ています。大きさは随分違うけれど、形はよく似ていますよね。

    世界の各地でもクリオネという生物は“他の何か”に例えられることが多いんですよ。

    「流氷の天使」なんていう呼び名は日本でも使われていますよね。他にも「海の妖精」など、素敵な例え方をしている国も。

    さて、これらに共通する点を考えてみると、このカードの意味の本質が見えてくるでしょう。

    クリオネを見た人は、「アザラシみたいな形だ」とか、「天使みたい」、「妖精のようね」というように、“連想”を働かせたり、ふたつのものの“同質性”を感じ取ったりしてしまう、というわけです。

    つまり、このカードには、“連想すること”、“同質性を感じること”、“共通点を見つけること”といった意味があるのです。

    では、リーディングの例を考えてみましょう。

    好きな人があなたのことをどう思っているかを占っている場合なら、「あなたとは共通点が多い」と感じて、親近感を持っているのかもしれません。

    あるいは、あなたには、自分が昔好きだった相手と似ているところがある……と感じている場合もありそうです。

    仕事の悩みに関する質問を投げかけたときに、『ウグジュグナック』が出てきたら、あなたのそばに似たような悩みを抱える人がいるということかもしれませんね。一緒に問題解決に取り組んでくれそうな相手を探してみるといいでしょう。

    また、カードをじっと見つめていると、違う答えが浮かぶことも。映し鏡のように海面に映り込んだクリオネの姿からは“模倣”というキーワードも出てくるはずです。

    上手に仕事をしている人をマネてみたり、同じ業界の人々のやり方に自分を合わせていくようにするなど、いろんな解釈が生まれてくる余地があるカードです。

    いっぽう、恋人とのケンカ中、このカードが出てきたら、「お互いさま」ということかもしれませんよ。

    恋人や友達とケンカになると、つい、こんなことを考えてしまいませんか?
    「私が悪いの? いや、彼(彼女)が悪いんだよ! でも、私にも悪いところがあるのかなぁ……」と。

    『ウグジュグナック』は、そんなふうに悩むあなたに、「どっちもどっち」と告げています。
    なにしろ、ふたりの人間がぶつかるとき、片方だけが一方的に悪い、ということは少ないもの。お互いがワガママになっているだけ、という場合は多いはずです。

    だとしたら、あなたが変われば相手も変わります。ふたしは「合わせ鏡」のようなもの。片方が変化すれば、もう片方も同じように変化していくことも、このカードは暗示しているのですから。

    最後にもうひとつ。

    新たな恋を探しているときに『ウグジュグナック』が出てきたら「吉兆だ」と解釈できます。

    あなたとピッタリ息が合う人、あなたがしっかり心を重ね合わせることができる人が登場することを、このカードは表します。

    近いうちに、あなたの目の前に、「この人は、私と感性や考えが似ているな」と感じる異性と出会えそうですね。

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    42ウグジュクナック キャプチャ

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  • ムラサキユキノシタ 『オーロラタロット』カード解釈

    ムラサキユキノシタ 『オーロラタロット』カード解釈

    ~春の到来・独占・一番乗り~

    ムラサキユキノシタ

    すべてが凍りついてしまう冬の極地にも、やがて春は訪れます。

    真冬の景色を描いたカードが多いオーロラタロットですが、この『ムラサキユキノシタ』は、春がやってきた喜びをハツラツと表現しているカードです。

    ものすごくシンプルに、「もうすぐ春が来るよ!」というふうにリーディングしても構いません。
    辛い時期を過ごしてきた人を占ってあげたとき、このカードが現れたら、「冬の時期は終わって、春が来るよ……」と告げてあげるといいでしょう。

    でも、今が辛い時期というわけでもないときは?
    好きな人の気持ちを占っている場合はどう読むの?

    ……そんな疑問に答えるために、もう少し深く、このカードの意味を読み解いていきますね。

    『ムラサキユキノシタ』というのは野花です。たくましい精神を発揮して、自分の力で伸びていく花なんです。

    ところで、極地の大地には、巨大な氷河で大地が覆われている部分がたくさんあります。こうした氷河は何万年ものときもかけて、ようやく解け去るといいます。

    その下から裸地が現れたとき、あらゆる植物がそこに繁殖しようと試みます。
    そこはまだ、他の草花がまったく存在しない場所。まるで「新大陸」に人々が押し寄せたときのように、植物たちも新天地に乗り込んでいこうとするのです。

    でも、この勝負に勝つのは『ムラサキユキノシタ』。見た目は可愛らしい野花ですが、荒野にいち早く根づいて、広い大地を独り占めしてしまうパワーを持った強い花なのです。

    つまり、これは“一番乗り”を意味するカードであり、“独占”や“制覇”といった意味も持っているカードなんですね。

    ですから、好きな人があなたのことをどう思っているかを占ったとき、『ムラサキユキノシタ』が表れたら、「彼の気持ちは今、あなたのことで占められつつある」と読んでいいでしょう。

    これから始める仕事について占っているときも、これは吉兆です。またたく間にも、あなたはその仕事で頭角を表すことができそうです。

    ただ、『ムラサキユキノシタ』が勝利を収めるのは、誰よりも早く、力強く、新たな大地に進出していくから。“スピード勝負”という意味も含むカードですから、グズグズしているわけにはいきません。

    転職しようか……、告白しようか……、誘ってみようか……そんなふうに迷うとき、このカードが出てきたら、「迷っている暇はない」というアドバイスです。すぐに動き始めましょう。

    また、このカードが示す“独占”という状態には、いい意味だけがあるわけではないので気をつけてくださいね。

    たとえば、恋人との関係が息詰まっているようなとき、『ムラサキユキノシタ』が出てきたら、相手を独占しようとするあまり、余裕のない関係になっている可能性が。

    本来、「豊かな土地」には必ず、幾種類もの花が咲いているもの。多様性をもたせておくが、豊かさや幸せにつながることは多いのです。

    独占欲があなたの心を支配すぎないように……そんな注意を与えてくれることもあるカードです。

    場面に応じて、このカードからメッセージを上手に受け止められるように、さまざまなリーディングで練習してみてください。

    そうすれば、勢いよくテリトリーを広げていく『ムラサキユキノシタ』のように、あなたの解釈力は、あっという間に高まっていくでしょう。

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    36 ムラサキユキノシタ

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  • ウル 『オーロラタロット』カード解釈

    ウル 『オーロラタロット』カード解釈

    ~継続、定着、なくてはならないもの~

    ウル

    『ウル』というのは、極北に暮らす人たちが必ず持っている道具のひとつ。家庭で使う万能ナイフなんですよ。

    上部には木や石の柄がついていて、下部は刃物になっています。

    狩猟生活の歴史が長い極地では、ナイフはとても大事な道具です。手に馴染むまで使い込み、ていねいにメンテナンスをして、ずっと愛用してきます。

    三日月形の刃物なんて珍しい気がします。でも、これは親から子へと長いあいだ受け継がれてきた道具なんですね。この『ウル』は“継続”、“定着”、“なくてはならないもの”といった意味を持つカードです。

    『ウル』のカードを解釈するポイントは、あなた自身が使い込んで、すっかり手に馴染んでいる愛用品をイメージしてみることにあります。
    そうすれば、さまざまなリーディングが自然に出てくるでしょう。

    たとえば、好きな人が自分をどう思っているのかを占ったときなら、「彼女(彼)ほど、自分にしっくりくる相手はいない」と感じているということかもしれませんよね。

    今の仕事を続けるべきか、新たな仕事を探すべきか……そんなふうに悩んでいるとき『ウル』のカードが出てきたら、「すっかり馴染んできた仕事」のほうを今は継続すべきというメッセージと捉えることもできるでしょう。

    どこか行きたい場所があって、誰を誘うか迷っているなら、気のおけない昔からの友人がベストだと、『ウル』のカードは告げているのかもしれません。

    仕事でも恋愛でも、どうしていいか分からない問題に悩んでいるとき、対策を示すポジションに『ウル』が出てきた――そんな場合は、「経験豊富な人に相談する」とか「奇抜なことをするより、今まで通りのやり方を続けて」という意味に捉えることもできるはず。

    人は問題にぶち当たると、何かしら新しいことをしてみようとするものですが、薬でも化粧品でも、あと少し使い続けてみることで望ましい結果が出てくる場合もあります。

    なんらかの技術の向上を目指していて、ちょっとスランプに陥ったときだって、「何か違うことをしなきゃ……」とジタバタするより、継続によって修練が積まれ、いい結果が出ることもあります。

    そんなときに現れるのが『ウル』のカードなんですね。
    次から次へと違う方法をアレコレ試すだけが選択肢ではありません。リスクを避けて、現状をキープすることが願いを叶える早道となることもあるのを思い出せてくれるカードが『ウル』です。

    最後にもう一つ、解釈例を書いておきましょう。

    大事なイベントやデートの前日、着るものに迷っている人がカードを引いたときに『ウル』が出てきたら……。

    「今のあなたは新しいドレスを試してみたいのかもしれませんが、明日のあなたに一番似合う服は、クローゼットにずっと掛かっている愛用のドレスのほうだよ」とそんなメッセージを『ウル』のカードは送っているわけです。

    さて、新しい年が近づいています。
    あなたが大事にしてきた相手との関係が、来年どうなるか……『ウル』のカードを引き当てたなら、ふたりはますます離れられない関係になっていくでしょう。これは「なくてはならない人」という意味も持っているカードなのですから。

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    39 ウル

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  • ランプ 『オーロラタロット』カード解釈

    ランプ 『オーロラタロット』カード解釈

    ~集中・視野の狭まり・一部だけにスポットが当たる~

    ランプ

    このカードに描かれているのは、電気が利用できるようになる以前、北極圏の人々が使っていたランプです。

    真っ暗のなか、燃える炎は明々としていて、そこにホッとする空間を作り出しています。

    とはいえ、周囲はダークな空間です。太陽の強い光と違い、ランプの炎が照らしてくれる範囲は狭いんですね。

    かろうじて炎の上部だけが薄ぼんやりと物事の輪郭を映し出しています。でも、モザイクがかかっているみたいで、そこに何があるのかハッキリは見えません。

    このカードは“一部だけしか見えていないこと”、“あいまいな部分があること”を意味します。

    恋する人の気持ちを占っているときに『ランプ』のカードが現れたら、彼(彼女)は今、あなたの一部分だけに注目している、ということかもしれませんね。

    たとえば、ふたりがケンカ中なら、悪い部分ばかり目についている状態だと考えられます。そういうときってありますよね。

    その反対に、恋が進展中のときに出てきたら、「恋は盲目」という通り、あなたの長所や美点だけが相手には見えているのでしょう。もちろん、他の人など彼(彼女)の目には入っていないはずです。

    いっぽう、恋の現状に悩んでいるとき、このカードが出てきたら、「相手のことをまだよく分かっていない状態」だと読めます。

    また、このカードは“視野の狭まり”を表す場合もあります。

    たとえば、目の前のことに没頭しすぎているせいで、周りの動きに気づいていない……そんな人に向けて『ランプ』のカードは「もっと周りを見て」と告げてくれるんですね。

    なにしろ、恋や仕事に行き詰っていたり、悩みを抱えているときの私たちは、視野が狭くなっている場合が多いのです。

    同じことばかり考えてしまい、他の解決策には目が向かなかったり、未来のことまで考えずに性急な判断をしようとしたり、他人の意見を聞き入れなくなってしまったり……。

    実際、何かに深刻に悩んでいる友達を見ていると、「もう少し長い目でみればいいのに……」とか「自分のことしか見えていないんだな……」なんて思ってしまうことってありませんか? それこそまさに『ランプ』のカードが示す「視野が狭まっている状態」なのです。

    ですから、このカードが現れたら、少し広い目で問題をとらえ直してみましょうね。

    ただね、どうにも頭の中がゴチャゴチャで、ちっとも考えがまとまらないようなとき、カードを引いたら『ランプ』が出た、という場合は別です。

    その場合、今のあなたは小さなランプが照らす範囲だけに意識を絞る必要があるのです。
    雑念を払い、大切なことだけに集中してみるように……というメッセージを『ランプ』のカードは送ってくれているのだと考えましょう。

    「気がかりなことがたくさんあっても、あなたが今、考えるべきこと、やるべきことは、たったひとつしかないはずだよ」と、このカードはあなたに語りかけているのです。

    「そう言われると、その通りだな……アレをやってしまおう」と心が決まれば、混乱した心も落ち着きを取り戻すでしょう。

    こんなふうに、このカードからのメッセージを解釈して、悩みごとの解決に役立ててみてくださいね。

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    40 ランプ

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  • フォレストリミット 『オーロラタロット』カード解釈

    フォレストリミット 『オーロラタロット』カード解釈

    ~境界線・ふたつの異なる世界・拒絶~

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    ここから先は草木が生えない――その境い目となる地点のことを「フォレストリミット(森林限界)」と言います。

    気温や積雪などの自然条件が厳しすぎるため、そこから先は植物が踏み込めないのです。

    たとえば、富士山のような高い山の上方には木がありません。これも森林限界を超えたところに頂きがあるからなんですよ。

    さて、『フォレストリミット』のカードは、森と原野の“境界線”を描いたカードです。

    絵柄を見てください。うっそうとした樹木たちが「ここから先には来るな」と告げているように見えませんか?
    「クッキリした境界線」や「拒絶」、「区分け」、「限界点」といった意味を、このカードは持っているのです。

    物事がトントン拍子に進んでいるときは、何も考えないままに先へ進んでしまいがちです。
    そうすると、いつの間にか「限界点」や「境界線」を踏み越えてしまうことが。

    たとえば、おいしいスナック菓子をムシャムシャと食べ進むうち、「しまった、食べすぎた!」なんていうこと、ありますよね。

    また、すっかりリラックスできる関係になっている友達や恋人に、いつの間にか本音をズケズケ言いすぎるようになっていて、「しまった、これは言いすぎた!」と思う地点に来てしまうことだってあるでしょう。

    恋にしても仕事にしても、順調に進んでいるときに『フォレストリミット』が出てきたら、「そろそろ、越えてはならない境界線を意識したほうがいい」というお告げだと受け止めてみてくださいね。
    そうすれば後悔する結果を招かなくて済みますよ。

    また、『フォレストリミット』のカードを引くのは、なんらかの注意が必要なときである場合も。

    なにしろ、原野と森は別世界。その境界をまたぐのは、まるで違う世界に踏み込むようなもの。

    未来のポジションに、このカードが出てきたら、「この先は、今まで通りにはいかない」という警告です。

    でも、だからとって、これを悪いお告げと考えないでくださいね。

    たとえば、遠くへ旅行するときは、「今まで通りにいかない場所」に行くわけですから、現地の気候に合う服装やアイテムを用意したりするでしょう?

    それと同じように準備を整えればいいだけです。怖がることはありません。

    いっぽう、好きな人の心境を表すポジションに、『フォレストリミット』が出てきたら、彼(彼女)は今、あなたに拒絶されているような気分になっている、とも読めるし、このままでいるのは限界だと思っている、ともリーディングできます。

    そのときのふたりの状況次第で、このカードから湧いてくるイメージは変わってくるでしょう。

    うまく読めないときは、静かな気持ちでカードをじっと見つめてくださいね。

    「これは拒絶のカードだから、私を拒絶しているんだ……」というふうに、キーワードだけで単純に読むのではなく、あなたがカードの全体から感じることを大事に。

    そうしてみても、なんにも浮かんでこない場合は、あなたが占っている相手は今、心を閉ざしているのかもしれません。
    そっとしておいて……という意味なのだと思って、少し距離を置いてみてください。

    気持ちというのは変わりゆくもの。何回カードを引いても『フォレストリミット』が出てくるなら、完全な拒絶かもしれません。でも、一度くらい、このカードが出てきたくらいで「私のことを拒否している」と思わないでほしいのです。

    あなたにもありますよね。家族や恋人に「今は放っておいて」と言いたくなるときが。

    誰にだって、心の奥に踏み込まれたくない時期はあるもの……。このカードは、そんなことも思い起こさせてくれるものなのです。

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    幸せのシンボルのようなクリスマスツリーをバックに撮ったのは『森林限界』というカードです。 . そこから先には越えられない一線がある。それが自然のおきて……。 . そんなメッセージを発信している、このカードをあなたが引くのは、「なんらかの境界線を越えようとしている時期に来ている」という合図かもしれません。 . 今、世界中の街をキラキラ彩っているクリスマスツリーだって、「25日」という境界線を越えれば、すべてすっかり撤収されてしまいます。 . そこには厳然とした「区切り」があるわけです。 . どんなに華やかなものも、ある日を境に消えてしまうことがあります。 どんなに楽しいことも、次の日からは楽しめなくなってしまうこともあります。 . だからこそ、今日を大切に……。 どうぞ楽しいクリスマスをお過ごしください。。 . No matter how much fun you may not be able to enjoy from the next day. cherish this moment! . 。・゜・forestlimit・゜・。 カードの意味は……限界に至る、境界線を引く、区切りをつける、見極めがつく、力を出し切る . 詳しいカード解説はオフィシャルサイトへ https://helula.com/ . #オーロラタロット #タロットカード #占い #オラクルカード #ジューン澁澤 #フォレストリミット #森林限界 #クリスマスツリー #ツリー #森 #カード #境界線 #紫 #木 #クリスマス #スピリチュアル #雪 #tarot #tarotcard #tarotdeck #forestlimit #forest #bokeh #arctic #tree #christmastree #christmas #white #spirituality #canon6d

    June Shibusawaさん(@juneshibusawa)が投稿した写真 –

    37 森林限界 キャプチャ

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  • スノークリスタル 『オーロラタロット』カード解釈

    スノークリスタル 『オーロラタロット』カード解釈

    ~一期一会・かけがえのない日々・あなだけの個性~

    スノークリスタル

    雪の結晶のイラストというと、白や水色で描かれていて、バックの色は結晶が映える黒やブルー。それがオーソドックスかもしれません。

    でも、オーロラタロットの『スノークリスタル』の絵は、ご覧のようにカラフルです。
    明るい黄色のバックに色とりどりの雪の結晶が全部、ひとつの循環する輪のなかに描き込まれています。

    これには、ちゃんと意味があるんですよ。

    スノークリスタル(雪の結晶)には同じものがふたつとありません。
    そのときどきの気温や湿度の差――それが雪の粒に作用して、どれひとつ同じではない形の結晶を生みだします。

    つまり、これは“一期一会”を表すカード。“かけがえのなさ”や“あなただけの個性”、そして“多様性のある世界”といった意味も持つカードなんですよ。

    もう一度、カードの絵柄を見てみましょう。

    それぞれの結晶たちは、ありのままの「自分の色」を発揮しています。そのカラフルな色合いが世界に多様性の輝きを与えている……そんなふうに見えてきますね。

    しかも、どの結晶も、それぞれの個性を保ちつつ、世界を形づくる輪のなかに収まっています。

    みんなが地味な制服を着せられて、ピシッと整列させられている――そんな世界は窮屈なものですが、そういうのとは正反対の世界を描いたカードが、この『スノークリスタル』というわけです。

    さて、このカードが出てくるのは、あなたが個性を発揮できる未来がやってくるときだとか、ありのままで勝負するのがふさわしいようなときです。

    あの人の気持ちを自分に向ける方法を占っている場合でも、『スノークリスタル』が出てきたら、無理に自分を作る必要はないことは明らかです。

    あなたには、あなたにしかない魅力があるのです。
    「彼が好む女性」だとか「彼女に好かれる男」などを目指すより、あなたに似合うものを着て、あなたが関心を持っている話題を口にし、あなたらしい自然な笑顔を見せるのが一番。……そんなふうに、このカードは言っているように見えませんか?

    人生に行き詰っているとき、『スノークリスタル』を引いたら、“多様な世界”という意味を思い出しましょう。

    どんな時間もかけがえのない一瞬を含んでいます。
    退屈なとき、疲れているとき、うまく行かないとき……決していいものではないけれど、「そんなときだってあるさ!」というメッセージを、このカードは放っています。

    毎日がひたらす楽しく、ずっと充実感に満ちている……そんな世界って、ある意味では多様性がないわけです。

    なぜならそれって、まるで「幸せ」という形の雪の結晶だけしか存在しない世界に生きているようなもの。

    いろんな形の雪の結晶が空から振ってくるように、いいことも悪いことも、あなたの毎日には振ってくるでしょう。

    でも、あなたの人生に起こることの全てを、循環する輪のなかに受け入れて生きる……そんなメッセージを『スノークリスタル』のカードからキャッチできたら、少し元気が出てくるかもしれません。

    今日はダメでも明日はまた違う一日になるはず――そういう希望をね、このカードはあなたに伝えたがっているんですよ。

    仕事の苦労も、恋も苦悩も、こんな経験は今しか出来ないこと。いつかきっと、あなたの人生を彩ってくれた「ひとつの結晶」として、ありがたく思えるときが来るでしょう。

    あなたに対する彼(彼女)の気持ちを占っていて、このカードが出てきたら、彼(彼女)は、今まで出会った誰とも違うあなたと、二度とできない恋がしたいと思っている、ということなのです。

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    スノークリスタルキャプチャ

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  • 白虹 『オーロラタロット』カード解釈

    白虹 『オーロラタロット』カード解釈

    ~単一・ただひとつの願い・変化のない日々~

    白虹

    あなたさえ、この世界に存在してくれれば、他には何もいらない……そんな心境になったことはありますか?

    少し思い詰めた気分になっているように聞こえる言葉ですが、どうしても欲しいものがあるとき、「これ以外のことは何も望まないから……」という心境を私たちは経験するものですよね。

    さて、最果ての極地では白い氷に覆われた海のうえに、七色ではなく白一色の虹がかかることがあります。

    レインボーカラーの鮮やかな虹のバックは雨上がりの青空ですが、真っ白い虹が現れるのは、霧で覆われた白い世界です。
    つまり『白虹』は、世界のすべてが、“ひとつだけの色”に染められていることを示すカードなのです。

    このカードはね、冒頭に書いたような「これ以外、何も欲しくない」という心境を表すこともあれば、「日々が単調になっていること」を表す場合もあります。

    その場その場で、適切なリーディングをしていく必要があるカードです。

    たとえば、恋人があなたに望んでいることを占っているときなら、『白虹』は「彼(彼女)はあなたに多くを望んでいない。そばにいてほしいだけ」というように読むことができるでしょう。

    いっぽう、好きな人にしばらく会っていないとき、「最近のあの人は何をしているの?」という問いを立てていた場合なら、「変わり映えのしない単調な日々を送っている」と『白虹』のカードが答えてくれていると解釈してくださいね。

    ところで、オーロラタロットに限らず、どんなタロットガードでも「どっちの意味に解釈すればいいの?」と悩むことってありますよね。

    仕事に行き詰っていて、『白虹』を引いたときには、「求めるものはひとつ」という意味で、「今の仕事に集中しろ」と解釈するのがいいのか。
    それとも、「単調な毎日」を表していると解釈して、「趣味を増やすとか転職するなど、単調さを破るべき」だと考えるべきなのか……こんなふうに悩む場合があるかもしれません。

    カードの解釈に迷ったときの解決法は、たくさんあります。

    たとえば、複数のカードを引くスプレッドで見ているなら、他のカードが表している文脈に添って解釈を決めていく方法もあるし、最初から解釈に迷わないような「問いの立て方」をしておく、という方法も。

    これらの解釈方法については、いずれ、別の機会にもっと詳しく書いていこうと思っています。

    ひとまず、ここでは『白虹』のカードに限っての「解釈の迷いを断つ方法」をお伝えてしておきますね。

    答えに迷うときは、カードをじっと眺めてみてください。

    白一色のこの単調な世界……なんだか最近の私の毎日みたい……と感じたら、「ちょっと気分転換をすべきかも」と考えて、普段と違うことをしてみるといいですよ。

    いっぽう、白しか存在しない世界の絵柄が、妙に心落ち着くものに見える場合は、今あなたの魂が「こういう世界を求めている」ということなのです。

    アレもコレもやらなくちゃ……と焦るせいで、思考が行き詰っているのかもしれません。
    一番大切なことをひとつに絞って、まずはそれだけに集中してみてくださいね。そうすれば、頭と心の混乱が落ち着いていき、結果的には他のことに目を向けるゆとりも出てくるでしょう。

    カードの解釈を「理性」に任せていると、「正しく解釈するには……」というプレッシャーが生まれます。それが迷いにつながります。

    そんなときは「感性」で読むことを心がけてみるのが正解でしょう。

    今のあなたの心境によって、このカードがどんな風に見えるか、どう感じるかを大切にしてください。

    同じ絵柄であっても、そのときの心境によって、カードから感じることは違うもの。

    ……そう言われても、よく分からない、と感じる人でも、何度も占っているうち、「ああ、このカード、今日はいつもと全然違ってみえる」と思うことが出てくるでしょう。

    そうなるころには、あなたも立派なタロットマスター。「カードを心で読める人」になっているはずです。

    [yahoo]

    33白虹 キャプチャ

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  • イガルク 『オーロラタロット』カード解釈

    イガルク 『オーロラタロット』カード解釈

    ~追跡・夢に向かう意志・あきらめないこと~

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    月にまつわる「伝説」や「神話」は、たくさんの文化圏に存在します。

    イヌイットの神話では、夜を支配する月は『イガルク』という名の男性神。
    いっぽう、昼の世界で輝く太陽は女神です。

    夕方、西に太陽が沈むころ、太陽を追いかけてきたように東の空に現れるのが月。
    明け方、月が西に沈むころ、東から太陽が昇ってきます。
    まるで追いかけっこみたいです。

    この様子をね、イヌイットたちは「太陽を追って月は昇ってくるが、その距離は縮まらないままで、結局、月は永遠に太陽を追っているのだ」という物語にして語っているんですね。

    さて、オーロラタロットの『イガルク』のカードが意味するのも“追跡”です。

    でも、このカードはイヌイット神話のような「永遠に追いつけない関係」を暗示する悪い予言のカードではありません。

    カードには、月が見える方角に向けて歩き続けている人の姿が描かれていますね。
    これはね、たとえ永遠に追いつけない気がするものでも「追っていこう!」という意志があることを語るカードなのです。

    誰にでも、ありますよね? 簡単には叶わない夢だと分かっているけれど、それでも追いかけてみようと思うこと。

    自信満々でやっているわけではなくて、「無理かも……」と思いつつ、それでも頑張っている姿――そんな真摯な努力を、このカードは映し出しているわけです。

    ですから、『イガルク』が恋する相手の気持ちとして出てきたら、「両想いになるのは難しいかもしれない」と思いつつ、あなたに好意を寄せている、というふうに解釈できます。

    仕事の場合も同じです。「うまく行く保証はないけれど、やってみたい」といった気持ちのときに、『イガルク』のカードを引くことがあるわけです。

    悩み事について占っているとき、現在のポジションに『イガルク』が出てきたら、「今はまだ、望みが薄い」と考えられます。
    だとしても、前進を続けることを今、止めるわけにはいかないんだ、という状況が、問題の裏にはあるのかもしれません。

    ですから、このカードは「無理だから、止めたほうがいいよ」と言いたいわけではないんですね。
    「うまく行くだろうという予測が立っていないのに、それでも努力を続けている状態」を表していると思ってください。

    未来のポジションに『イガルク』が出てきた場合は、「追及のスタート」という意味だと考えみるとよさそうです。
    愛を貫く決意が固まる、あきらめないと決める――そんなふうにもリーディングできます。

    ポジティブな可能性を表している場合だってあります。自分よりずっと能力の高い人に教えを受けて、成長の旅が始まる……こういう未来が訪れることを示しているのかもしれませんよ。

    いずれにしても、『イガルク』のカードは、現状に満足せず、自分が追及したいものに向かっていこうとする強い心のシンボル。
    くじけない気持ちを大切に……というメッセージをカードから受け取ってくださいね。

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    32イガルク キャプチャ

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  • 流木 『オーロラタロット』カード解釈

    流木 『オーロラタロット』カード解釈

    ~運命の導き・意図したわけではないこと・次の使命~

    『流木』

    『流木』は再出発を告げるカード。
    ひとつの使命を終えて、次の使命やテーマへと人生が向かい始める様子が描かれているカードです。

    ここに描かれているのは、自分の使命を果たし終えた木です。

    嵐に遭うなど、なにかしらの理由があって、この木は地面を離れることになりました。

    海を漂う『流木』になっているあいだ、この木は「次はこうしよう」とか「ここに行こう」といった意思を働かせてはいません。流されるまま、運命に導かれるままになっています。

    やがて陸地が見えてきます。そこには、他の『流木』たちも大勢いるようです。
    陸地に到着した木には次の使命が待っています。

    たとえば、動物たちの隠れ場所になってあげられるかもしれません。苔が成長するための土台になるかもしれません。
    いずれにしても、今までとは違う役目を果たす人生の始まりです。

    この『流木』というカードが出てくるのは、次の使命が見つかるときや、偶然の導きによって運命が変わっていくときだったりします。

    今までの恋や仕事、人間関係を失い、途方に暮れているときに出てくることも多いカードですが、『流木』が現れるのは、そんなときだけには限らないんですね。

    このカードがあなたに伝えたいのは、「今は主体的に動かなくてもいい」というメッセージなんですよ。

    今の仕事を辞めて転職したほうがいいんだろうか……。
    この片想い、いつまでも続けていていいんだろうか……。

    そんなふうに悩んでいるときにタロットカードを引いて、『流木』が出てきたら、「今は考えなくていいよ」というふうに解釈してください。

    仕事にしても恋にしても、現状に不満や不安があれば、「なんらかの行動を起こさなきゃ」という焦りが出てきます。そうしない限り、この状況は変えられないと感じるからです。

    でも、そう感じるのは焦っているからでしょう。
    心にゆとりがあるときなら、「もう少し待っていれば、いい方向に変わっていくだろう」という楽観もできたりしますよね。

    「でも、そんな楽観だけじゃ、この不安は鎮まらないし、人生も変わらないじゃん!」と憤らないでくださいね。

    海に落ちた流木は自ら動いているわけではありません。けれども、潮の流れが今とは違う地点へと、流木を押し続けてくれています。
    自分で一生懸命、泳いだわけでもないのに新たな場所にたどり着けるのは、「世界が動いているから」なのです。

    今のあなたも同じです。
    あなた自身が動かなくても世界は動いています。

    何もしなくても周囲は変わっていくでしょう。出会いがやってくるでしょう。新たな使命や恋が見つかる転機は、世界の動きとともに近づいてきているんですよ。

    『流木』のカードはね、「常に動いている世界のなかに、あなたは存在しているのだ」というメッセージを私たちに伝えてくれるものなのです。

    たとえば、離婚してしまった友人があなたに「出会いなんてないし、私はもうこのまま一生独身なのか、占ってくれない?」と聞いてきたとしましょう。

    そのとき、『流木』のカードを引いたなら、こう答えてあげてくださいね。

    「きっと再婚できるよ。世の中の流れや、目に見えない運命がね、新たなパートナーのもとにあなたを運んでいくから大丈夫だよ」と。

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  • 氷原 『オーロラタロット』カード解釈

    氷原 『オーロラタロット』カード解釈

    ~達観・こだわりの消失・広い視野~

    氷原

    小さな失敗や失望について、うじうじと悩み続けてしまうときってありますよね。

    でも、ふとしたときに「もういいや。悩んでもしょうがない!」という心境が訪れて、苦しかった気持ちが鎮まった――そんな経験を誰もがしていると思います。

    そんなときの私たちは、ひと言でいえば「達観」に至っているわけです。

    『氷原』のカードが表しているのは、まさにこういう達観の境地です。

    このカードに描かれているのは、一面が氷に覆われている大平原。視界を遮る建物はひとつもありません。だだっ広い世界のすべてが見渡せるようなところです。

    こんなところにポツンとひとりで立っていたら、どんな気分になるでしょう?
    たぶん、「この世界のなかでは自分は、ちっぽけな存在だなぁ……」という実感が湧いてくるでしょう。

    「達観とは大局を見ることだ」とか、「物事の大きな流れを見れば、小さなことへのこだわりが消えて、達観できる」とか、そんなふうに語られる達観という言葉。

    要するに、広い視野を持つと、小さなことがどうでもよくなるということです。

    なんだか修行でもしない限り、そんな心境にはなれない気がしてしまうかもしれませんが、大局を見るのは難しいことではないんですよ。
    実際、あなたも日々、「達観」を経験しているはずなのです。

    こんなときを考えてみましょう。
    セーターを着ようとして、小さなほころびを発見!

    うわ、どうしよう……でも、今日はこれを着ていくって決めていたし、もう出かける時間……。
    こんなとき、その服をちょっと遠目で見ようとしてみることがありますよね?

    とりあえず、体に当ててみて、全身が映る鏡で見てみると……「うん、そんなに目立たないよね。別にいいや」と思える――これこそ、ほころびという問題点から目を離し、全体を見るという達観的な作業を無意識のうちにやっているわけなんですね。

    こうふうふうに、私たちは「達観に至るコツ」をいつの間にか身につけているのです。

    それでも、どういうわけか、「気にしないでいいや」という気持ちになれず、小さなことにクヨクヨ悩み続けてしまうときがあります。
    『氷原』のカードが出てくるのは、そういうときなんですよ。

    このカードはあなたに「一歩下がって、全体を見てみれば、気にするほどのことではないよ」というメッセージを送っているんですね。

    たとえば、恋する相手が今日は冷たかったとか、仕事でミスをして先輩から怒られた……そういうことに悩んでいるとしましょう。
    そこでカードを引いてみたとき『氷原』が出てきたら、「そんな日もあるよ」というお告げです。「気にしないでいいよ」とカードは伝えてくれています。

    「今日の私の言動、マズかったかも……」と悩んでいるとき、相手の気持ちを表すポジションに、このカードが出てきた場合もね、「相手は達観しているから、あなたのミスや失言をそんなに気にしていない」と読んでいいですよ。

    何かしら未来のことを占っているときに『氷原』が出てきたときは、近いうちに今の悩みが消えていく日がくるよ、というふうにリーディングするといいでしょう。

    「達観」というのは心の武器です。哀しくなっても切なくなっても、達観ができれば、「そんなときだってあるさ……」と自分を励ますことができます。

    そして、タロットカードというのは、うっかり忘れていることを思い出させてくれるツールです。

    『氷原』のカードが出てくるたびに、「ああ、そうだった。小さなことでクヨクヨしないようにするコツを忘れていたな」と思い出せば、きっと達観上手になれるでしょう。

    [yahoo]

    30 氷原

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  • ハナゴケ 『オーロラタロット』カード解釈

    ハナゴケ 『オーロラタロット』カード解釈

    ~純粋な想い・循環・続きがあること~

    ハナゴケ

    オーロラが見える地域は自然環境が厳しいところ。人も動物も少ない土地です。
    でも、だからこそ、すくすくと育つ命もあるんですよ。

    ハナゴケは寒さに強いけれど、空気の汚染にとても弱い植物です。公害が起こる大都会では命を保っていけません。

    不純物の混じった空気の下では生きられない『ハナゴケ』は“純粋さ”のシンボルなんですね。

    これは混じりけのない純粋な想いや、すがすがしい心境、ピュアな魂――そんなものを表すカードです。

    あなたに好意を向けてくれる相手がいて、その人の気持ちを占ったときに、このカードが出てきたら、ヘンな下心を含まない純粋な好意を、その人はあなたに抱いている、と読んでくださいね。

    ただ、汚染に弱い『ハナゴケ』はデリケートです。“純粋さゆえの弱さ”を、このカードは表すこともあります。

    そう考えれば、好意を見せてくれるのに、それ以上は接近してこない相手の心に傷つくことを恐れる気持ちがあることも分かります。

    ところで、ハナゴケというのは極地の命の連鎖を支えている植物です。

    草食系のカリブー(トナカイ)にとって、厳冬の時期に食べられるものは少ないんですね。もし、ハナゴケが全滅してしまえば、多くの生き物たちも命を失うことになってしまいます。

    澄んだ空気がハナゴケを育て、それが草食動物の糧になり、今度はそれを肉食動物が糧にして、彼らが土に返ると植物の養分になっていく……このような食物連鎖を支える原点として『ハナゴケ』は極地に存在しているのです。

    ですから、このカードは“命の循環”も意味します。続いているものを表すわけです。

    別れた人との復縁があるかどうかを占っているときに『ハナゴケ』が現れたら、2人の物語にはまだ続きがあるということかもしれません。

    汚れのない空気のなかで育つもの。他の命の源になっているもの。
    基本的に『ハナゴケ』は、「そっと大事に扱うべきこと」をイメージさせてくれるカードです。

    人間関係について占っているときは、その人との関係を大切にすることで、次の縁が生まれていく……というように読むことも出来ます。
    すべてが繋がっていることを忘れてはいけないという戒めも『ハナゴケ』は伝えてくれるカードなのです。

    29 ハナゴケ

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  • ソープストーン 『オーロラタロット』カード解釈

    ソープストーン 『オーロラタロット』カード解釈

    ~容易さ・リラックス・思うよりも楽なこと~

    ソープストーン

    とても難しそうに見えた仕事が、実際にやってみたら、案外サクッと終わった!
    そんな経験ありませんか?

    気になる異性が表れて、声をかけてみようか、ドキドキしながら接近。イヤな顔をされたらどうしよう……。でも、話しかけたらニッコリしてくれて、おまけに会話が弾んで、すぐに仲良くなれた!
    こんなことだってありますよね?

    こうした経験に共通するのは、「難しいだろうという予測」が先にあったのに「結果は楽勝」という点です。

    『ソープストーン』はね、こういった「案ずるより生むが易し」というメッセージをあなたに送ってくれるカードなんですよ。

    普通、石というは硬いもの。削ったり加工したりするのがいかにも難しく見えますね。けれども、極地で採掘されるソープストーンは外見の印象と違う石。これは爪でも削れるほど柔らかい石なのです。

    さて、このカードが未来を表すポジションに出てきたら、「思うほど悪い結果にならない」とリーディングしてみてください。

    アドバイスや対策を示すポジションに『ソープストーン』が出てきた場合も、「難しく考えずに、やってみて」というふうに解釈しましょう。

    「といっても、私が今から取り組まなければいけないのは間違いなく難しいことなんだけど……」と思う場合もあるかもしれません。

    そんなときは、「簡単な部分から手をつけるといいよ」というふうに解釈し、容易にできることから始めるのが正解です。

    相手の気持ちを占っているときに『ソープストーン』が出てくるは、基本的に「いい意味」です。相手は、あなたとの関係がうまくいくと楽観しているのかもしれません。あるいは、あなたと気安く話ができる関係になりたい、と望んでいるのでしょう。

    いっぽう、仕事でも恋のことでも、「過去」を表すポジションに、このカードが出ているなら、「昔はもっとラクだった」ということかもしれませんね。

    ただ、それだけではなく、「かつてのあなたは肩の力を抜いて、気楽な気持ちで仕事や恋に臨んでいたはずだ」とカードが伝えている場合も。

    そういえば、そうだなぁ。最近の私は固くなりすぎているなぁ。昔みたいにリラックスして、あんまり気負わずに仕事や恋と向き合おう……という気持ちになれたら、『ソープストーン』のカードのメッセージを正しく受け止められた証です。

    スポーツでもビジネスでも、「本番で固くなるな!」というのは良く言われること。緊張をゆるめるべきときに『ソープストーン』のカードは表れます。

    知らず知らずのうちにギュッと固くなっていた心や身体をほぐし、「案ずるより産むが易し!」と思って、自分の課題に向かってみましょう。きっと上手くいきますよ。

    ▼カード解説の動画です。よろしかったらこちらもどうぞ

    28ソープストーン キャプチャ

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