連休明けの“気だるさ”が、あちこちに漂う時期ですね。
5月病になりやすい季節ですから、心を前向きにしておくコツをひとつ。
ユウウツなときって、いつの間にか視野が狭まっているものです。
「目の前の悩み」だとか「面白くない現実」にばかり意識が向くようになっているんですね。
そんなときは広い視野を取り戻すことが一番。
そのためには遠くを見るのが効果的です。
地面ばかり見つめて歩いていることに気づいたら、青空を見上げてくださいね。
あるいは、視野の左右に広がる景色に目を向けるようにしてみましょう。
上を見たり、横を見たりすれば、黙々と歩いていると気づかないまま通り過ぎてしまうものたちがいろいろと目に入ってくるでしょう。
それだけのことで、あなたを取り巻く世界は広いことを思い出せるはずです。
元気なときって、自然とキョロキョロしているもの。
「何か楽しいことはないかなぁ」とか、「可愛いものが売っていないかなぁ」と無意識のうちに周りを見回していますから、幸せを発見しやすいのです。
それが続いているときは大丈夫。
でも、「最近、楽しいことを見つけたいと思ってさえいないな……」と感じるときは注意しましょう。気持ちが沈み始めているのかもしれませんよ。
早めに気づいて意識的にキョロキョロすれば、ユウウツの沼から抜け出すものがきっと視野に入ってくるでしょう。
小さなことでもいいのです。
街を歩きながら、「あの人が履いているあのスカート、私にも似合うかも……」とか、そんなことを考えられるようになったら、もう大丈夫。5月病とは無縁にこの時期を過ごせると思います。
深い悩みを抱えていらっしゃる人も、キョロキョロしましょう。
“希望”がね、この広い世界のどこかにあることを、あなたの目が発見できますように。。