春が恋しくて、春色の花を買いました。
春を待つのも、愛しい人を待つのも、同じような心理です。
「早く……」と何度も想いつつ、
待ちきれない気持ちを抑えるために、
写真を見たり、その人の気配を想い出せてくれるものをそばに置いたり。
そうやって、待って待って待ち望んで、ようやく訪れる再会のとき。
「待った」からこそ、ひとしおになる喜びがあります。
1年中、春が続いたら、あの人がそばにいたら、この喜びは味わえません。
待つからこそ増す喜びのために、今日も春を、愛しい人の帰りを待ちましょう。
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