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やりたいことをやるのに必要な時間を生み出す術が分かりました

今、新しいことを始めようと計画していることがふたつばかりあります。

でも、やりたいと思うばかりで、なかなか手がつかず。。
あっという間に、思いつきから2ケ月近くが過ぎてしまいました。

そもそも、毎日の予定がパンパンなのに、さらに何かをやろうと思うのは無理なのです。
まずは何かを止めない限り、時間の空きは生まれないわけで。

といっても、止められる仕事なんてないし、
ぼんやり過ごせる時間もどんどんなくなっています。

とはいえ、頑張れば、まだまだ時間の隙間を埋めることはできるはずなんだけど、その気力が……。

……なんて悩んでいるときに、「暇がないときこそ、やりたいことをやったほうがいいよ」という奇妙な助言を、ある方からいただきました。

私  いやいや、ですから、やりたいことをやれる時間がないんですよ。

助言者 うん。だから、やりたいことをやるといいよ。

私  えーと、聞いてます? やりたいことをやる時間がね、ないんでね。

助言者 時間というより暇がないんでしょ?

私  はぁ。(時間と暇って同じじゃない?)

助言者  やりたいことを無理してやっちゃうと、他の仕事にかける時間が自然と短縮されるんだよね

私  ……な、なるほど!!!

久しぶりに目からウロコが落ちた気がします。
この方のおっしゃることが、ようやくわかったのは、その体験があったからです。

昔しょっちゅう旅行に出ていた時期があったのですので、そのときは毎日、おおわらは。

旅に出るまえに片づけておかないといけない用事を必死になってこなしていきますが、
「まずい! こんなにたくさんの仕事、片付けられない!」
と、焦ったことは数知れず。

ところが不思議なもので、飛行機に乗りこむギリギリ前に、なんとかかんとか、あらゆる用事か片づいて、シートに座ると「よし! やればできるぞ!」と、達成感に浸っていたのです。

そのときのことを、急に思い出したがゆえに、
「やりたいことを無理してやっちゃうと、他の仕事にかける時間が自然と短縮されるんだよね」
というアドバイスに納得がいったわけです。

人間って、心のゆとりを持ちたい生き物。

それに、できれば怠けていたい気持ちもありますから、スケジュールをギューギューに詰めているつもりでも、無意識のうちに「ゆとり」のある計画を組んでいるものなんですね。

よく「マインドブロック」なんて言われたりもしますが、
「私には、これ以上は絶対に無理!」と思っているは自主的な力のセーブにすぎなくて、本当はもっともっと動けることは多いのです。

それが分かるのは、完全に無理なスケジュールを組んでみたとき。

「いや、これは絶対に無理!」と思ったのに、なんとかなったことに大喜びした経験を、みなさんも一度くらいはしているはず。

つまり、「無理」というのは、あなたの思い込みであり、自分の能力をブロックしていただけ、というわけです。

で、思い出しました。
タロットカードにも、この「マインドブロック」の解除を暗示するカードがいくつかあるのです。

たとえば、オーソドックスなカードだと『塔』。

お城が崩れ落ちる様子が怖い意味に受け止められがちですが、これって、思い込みが崩れて、爆発的なパワーが発揮される直前に出てくることがあるんですね。

オーロラ・タロットの中では、『ブリザード』がそうです。

荒れ狂う吹雪を描いたカードなので、これもよくない意味のカードに見えがちです。

でも、一歩先が見えない吹雪に踏み出すことは、限界を突破していく行為です。

つまり、これもまた、自分で決めている安全領域を抜け出すときが来ることを暗示するために出てくることがあるカードなのです。

さて、もし今のあなたが辛い状況にいて、「もうこんなのは耐えられない!」と思っているなら、そこにもまた無意識のマインドブロックが働いているのだと考えてみてください。

本当に耐えられないわけではないかもしれません。

そう思い込んでいるだけで、実のところ、あなたはあなたが思うよりもずっと強かったりします。

今度、タロットカードを引いて、『塔』や『ブリザード』が現れたら……。

「よしよし、限界突破のときが来るぞ!」
と、そんなふうに前向きにとらえてみてくださいね。

私もね、やりたいことを無理してちょっとやってみました。

そうしたら、楽しくて!
なんと次の日から急に朝の目覚めがよくなって、午前中のうちに、やりたいことに費やす時間が出来ました!

まったく不思議なものですね。
時間がないけれど、やりたいことをやってみたら、本当に時間が出来ちゃいました。

なんだか、時間の錬金術師になれた気分です(^^)

 

 

 

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