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傷つくことがあっても傷つけられても、2人が一緒にいられる理由

20160904いつまでも一緒にいたい……そんなふうに思える相手に出逢えたら、とても幸せです。

相手も同じ気持ちなら、ずっと寄り添っていけるでしょう。

でも、相手にそのつもりがなかったら……。

もしかすると彼(彼女)のほうは、私と人生を歩んでいくつもりではないのかも……。

……ふとしたときに、そんなことに感じてしまうこと、ありますよね。

けれども、誰もがみんな、そう感じた瞬間に同じ行動を取るわけではないんですね。

「この人は私を裏切るかもしれない」と感じたとき、思わず先に裏切りたくなる人がいます。

そうしないと自分が傷つくことになると思うからだけではないかもしれません。
そこには自分が優位でいたい気持ちも潜んでいたりします。

 

感受性が強い人なら、自分の中に湧いてきている「優位でいたい気持ち」に気づき、「そんなふうに考えてしまう自分がイヤ」と悩んだりもします。
ここにも、また「悪い子になりたくない」という自己愛の強さが見え隠れしています。

自己愛――あまりいい響きがしない言葉ですね。

でも……誰だって自分が可愛いのです。
それはもう、生まれたときから備わっている自己保存の本能のようなもの。

そもそも、自己愛は罪でもなんでもありません。
人も動物も、恐怖から逃げるのは「自分を守るため」なのですから。

けれども恋をすると、不思議なことが起こります。
自分以上に相手のことが大切に想える一瞬が出てくるのです。

そんなとき、私たちは幸せな気持ちになります。
何か重たいものから解放されたような気持ちが起こります。

これはたぶん、「自分だけしか愛せない自分」という誰もが抱える苦しみから解放されるからでしょう。

自分以外の誰かを愛したい――そういう欲求をみんな持っているのだと思います。

それでも、ふとした拍子に相手の言動に心傷つくと、自己を閉じてしまいます。
ヘタをすると、愛していても反撃を始めてしまいます。

……こうして互い傷つけ合う恋人たち。
ケンカしないカップルなど滅多にいませんよね。

それでも気がつけば、また隣にいて、また少しずつ心を開いて……。
恋とはその繰り返し。

それでいいと思うのです。
年がら年中、相手の幸せだけを願って生きていけるほど強い人間になろうとしないでくださいね。

弱いところのある人間よりも、完結している人間に寄り添うほうが大変なもの。

強くなくても大丈夫。
弱いままのあなたでも、相手はあなたを愛するでしょう。

ああ、また怒っちゃたな。
ちょっとキツいこと言っちゃった。
また不機嫌になっちゃった。

……そういうふうに反省しているあなたのことを、相手はきっと分かっています。
なぜなら、あなたが寄り添っている人もまた、「ときどき自分が大事になりすぎて失敗している人間」だからです。

よく、「成功する秘訣は傷つくことを恐れないこと」だと言いますよね。
愛も同じです。

傷つくことを恐れず、傷つけ合ってもめげず、愛の絆を深めていってくださいね。

失恋すれば、一時的に「もう二度と誰かを愛して傷つくのはイヤ」と思ってしまうものですが、恋をしようとしまいと、生きていれば、人と接して傷つくことは避けられないもの

傷つくことを恐れないでいれば、強くなっていけますよ。
傷ついてもすぐ立ち直れるようになっていきます。

どうぞ素敵な恋をしてくださいね。

 

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