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悩んだとき、「恋の仮説」はふたつ立ててくださいね

今日は彼が冷たい。連絡がない。
これはもしかすると嫌われたかも?

――恋をしていて、こんなふうに“仮説”を立てた経験がゼロ、なんていう人は、たぶんいないでしょう。

だって、好きな人の行動に「ネガティブな仮説」を立ててしまうのはきっと、恋する乙女たちのサガなのです。

でもね、人間は悪い仮説を立てると、その仮説が当たっているように思えることにだけ着目しがちになるって知っていますか?

「嫌われたのかも」という仮説が頭に出来上がったあと、もし彼がちょっとでも冷たい態度を取れば、それは仮説の正しさの証明になります。
「ほら、やっぱり嫌われたんだ! 思った通りだよ!」なんて感じるようになり始めるものです。

たとえ彼がニッコリと笑ってくれるときがあっても、「嫌われたかも」という仮説が頭にあると、「いいように解釈しちゃだめよ、今のは愛想笑いだわ、きっと……」なんて、仮説にマッチしない答えは退けてしまうものです。

こうなると疑いはなかなか晴れません。
ネガティブなことばかり考えてしまい、真相が分からくなってしまいます。

仮説は最初からふたつ作る――実はこれがね、あなたの恋を不安だらけにしない秘訣です。

たとえば、彼から連絡がないとき。

「嫌われたのかな……」という仮説が頭に浮かんだら、もうひとつ、仮説を作ってみてくださいね。

仮説①は「彼に嫌われた」゛
仮説②は「彼が心のゆとりをなくしている」

こんな感じてOKです。

もうひとつ例をあげておきますね。

最近、彼がなんだか冷たい……そんなときなら、

仮説①「私は彼に愛されていないのかもしれない」
仮説②「彼は私が好きすぎて憎らしいから、私をいじめたい」

はい、これでふたつ出来ました。

予備の仮説を持っておくと、「悪いほうにしか考えられなくなってしまう」という失敗を防げます。
ふたつめの仮説は恋のお守りみたいなものです。

それに、果たして①か②か、どっちが正解かなぁ……と思いながら過ごしていると、冷静でいられますから、事実を見抜く力も磨かれます。

「なぁんだ、嫌われたんじゃないじゃん。彼が疲れていただけだったんだ!」と気づくまでの時間だって、いつもより短縮できますよ。

恋の仮説はふたつ作る――このテクニック、ぜひマスターしてくださいね。

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