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「ピンチはチャンス」という言葉が持つ本当の意味

おみくじ年明けから約一週間経ちますが、みなさん気持よく2017年のスタートが切れたでしょうか?

全然だめ……年が変わっても何もかも上手くいかない……と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、「終わりよければ、すべてよし」です。

たとえスタートでつまずいても、くじけないでくださいね。

「でも、新年のおみくじで凶を引いちゃったし……」という方は、「ピンチはチャンス」だとか「災い転じて福となす」といった言葉があることを思い出しましょう。

「ピンチ」というのは基本的に、現在のやり方が通用しなくなることです。

たとえば、「お財布がピンチ!」というのは、「使えるお金がもうほとんどない!」という状態なわけですよね。

でも、いよいよマズい……となったとき、人間は急に周りを見渡すもの。

戦闘シーンを描いたアニメや映画などでも、主人公がピンチのシーンになったとたん、何かを探し求めるみたいにキョロキョロ顔を動かす様子を描いたものを見かけませんか?

結果的に主人公は、ふっと目に留まった代用品をうまく利用します。そして、ピンチを脱出!

それどころか、ここまで続いていた不利な戦いを一気に逆転させて、スカッとした結末にたどり着いたりするものです。

上手く行っているときなら見向きもしないもの――そんなものにも目が向かうのはピンチを迎えたときだけ。

そして、それこそが人生を逆転させるツールだということに気づく様子を「ピンチはチャンス」という言葉は語っているわけなのです。

ですから、おみくじで「凶」を引いても喜んでいいですよ。
今年のあなたには、「今まで目に入ってこなかったもの」に意識が向かうシーンが必ずあるはずです。

たとえば、
これまで気にも留めなかった本が目に飛び込んでくることがあるかもしれません。

あまり親しくない友達が持っているらしい「知恵」を急に借りる気になるかもしれません。

今とは違う職種に突然、興味が出てくるかもしれません。

恋人が以前、話題にしていたけれど、ぜんぜん興味を感じなかったことに注意が向くかもしれません。

……こうしたことがね、状況を逆転するキッカケとなるでしょう。
ピンチがチャンスに変わるときの到来です。

困ったことが起きたらキョロキョロしてください。
改めて見渡してみれば、どこかにきっと、あなたを救うものが見つかります。

 

さて、こんな話からスタートした今年のダイアリーですが、この1年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさんの悩みに答えられるように、今年も精一杯、励んでまいります。。。

 

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