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見えないものにも敬意と感謝を

20130816この写真は、バリ島の民家の玄関先で見かけた、お供え物です。

といっても、誰かに「これは、お供え物です」」と教えてもらったわけではなく、ひと目見ただけでパッと「これは神様へのお供えだな」と分かってしまったから不思議。

調べてみると、直感どおり、「チャナン」と呼ばれるバリ・ヒンドゥー教に独特のお供えの風習だそう。
どんな形をしていようと、どこに置かれていようと、「これは神に捧げられたもの」と感じられるのは、なぜでしょうね。

目に見えない存在に何かを捧げる心……そういうのは人間の根源にある意識のひとつなのかもしれません。

見えないものにも敬意と感謝を。

そうした心の持ちようが、こういう形で表わされて土地というのは、なんというか、「空気感」が違う気がします。
だから、バリ島は空気の密度が濃いような、神の存在で満たされているような、そんなイメージの漂う土地。
空気を共有している「存在の豊かさ」が、経済的な豊潤さとは違う種類の豊かさを醸し出しているように思います。

日本もこれから多くの地域でお盆ですね。
たくさんのお供えもので、豊かな空気が生まれますように。

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