これは、このまえ、YouTube動画でもお話したことなんですね。
なにかというと、好きな人との関係が微妙だったり、片思いの途中だったり、遠距離恋愛だったりすると、「今、会いたい!」と思っても、なかなか難しいもの。。
それが苦しいために、「待つのは辛い……」と感じるわけですが、そもそもあなたが「今、あの人に会いたい」って思うのはどんなときでしょう?
なんでもないときにも会いたくなることはあるでしょう。
でも、たいていは「相手に助けてほしいとき」なんじゃないかなぁと思います。ね? そうじゃないですか?
たとえば、なんだか寂しい気分になったとき、好きな人の声を聴きたくなりませんか?
そこには「好きな人と話すことで寂しさを消し去りたい……」という想いがあります。
つまり、相手に助けてほしいわけです。
あとは、困ったことが起こったときも、好きな人に会いたくなりますよね。
「ねぇねぇ、聞いて。こんなことになっちゃって……」と聞いてもらって、助言してもらったりしたいですよね。
仕事で失敗したりして、自己嫌悪になったときも、「好きな人が慰めてくれたら、立ち直れるのにな……」と思ったりするでしょう。
その気持ちはどんな人も抱くもの。
ごく当然の欲求です。
甘えたことを言っているわけじゃ全然ないと思うんですね。
ただね、あなたが恋してしまったのは、いろんな事情のせいで「今すぐ会いにいく」ということができない相手。
だとしたら、その人に助けてもらいたいと思うたび、「会いたいのに会えない……なんて辛いの! こんな恋はもうイヤ!」ってね、そんな最悪の気分になります。
そもそも心が弱っているから会いたいのです。
それなのに会えないとなると、まさに“弱り目に祟り目”!
それでも、この苦痛の耐え忍ぶことのできる人はまだいいです。
下手をすると、悲しみで心がパニックになり、相手に突然、突っかかっていき、「どうせ会ってくれないってわかっているけど、ま、私なんて別にどうでもいいんだよね、やっぱり!」とかね、そんなことを言って相手を困らせる……なんていうことになる人もいます。
これは悲劇です。
なので、「いつでも気軽に会えない人」に恋をしたときや、「まだ簡単に甘えられない片思いの途中」にある人は、「他の誰かを頼れる状態にしておく」ということが、すごくすごく肝心です!
ちょっと寂しくなったとき……
好きな相手がつかまらないと嘆かずに、身近な知人や友達を頼ってみませんか?
何か困ったことが起きたとき……
まず、好きな人のことが頭に浮かぶと思いますが、それだけではなく、意識的に「なにかと相談に乗ってくれる優しい先輩や友達、家族」のことを頭に浮かべてみましょうね。
自分が冴えない人間に思えて辛いときも一緒です。
あなたを取り巻く人間関係を頼りにしてください!
好きな相手だけしか頼れない状況だと恋に行き詰ってしまいがち。
けれども、頼れる相手が他にいれば大丈夫です。
「こんなとき、そばにいてくれないなんて!」と、好きな人に怒りをぶつけたい気持ちになったりせずに、心の穏やかさを取り戻し、離れたところにいる相手を静かに思い続けていけるでしょう。
大切にしたい恋なのであればこそ、こんなふうに乗り越えていく知恵も持っておいてください。
そして、もちろん、私も頼ってくださいね!
寂しいとき、辛いとき、いつでもメールを……。
誰かに話すだけで、ラクになることもありますよ!