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  • 人に傷つけられたとき、自分が人を傷つけたとき……心をラクにするには

    人に傷つけられたとき、自分が人を傷つけたとき……心をラクにするには

    きっと誰にでも、少なからずあると思います。

    好きな人や友達の言動に傷ついたこと、

    その逆に、好きな人を傷つけてしまったと後悔したこと。。

     

    傷つけられたときに感じるのは。「どうして、そんなひどいことができるの?」という疑問ですよね。

    でも、逆の場合はどうでしょう?

    自分がうっかり人を傷つけてしまったときも、
    「私どうして、あのとき、あんなひどいことを言ってしまったんだろう……」
    と、あとになって感じることが、ありませんか?

     

    そう考えると、人を傷つける「悪意」というは、ひどいことをしている本人にとっても実はショックなこと。

    自分の心のどこに、こんな悪魔が潜んでいたのか……と困惑してしまう場合が多いことなのです。

     

    ところで、「虐待されて育った人は、自分が親になったとき、子供を虐待する可能性が高い」といった話を聞くことは多いもの。

    自分がされてイヤだったことなのに、自分が他人にしていることにふっと気づいてゾッとする……そんな経験も多くの人がしているでしょう。

    辛い経験です。

    でも、大半の場合、自分がしていることを気づいて「ゾッとする瞬間」というのは、「負の連鎖」が断ち切られる一歩になる祝福すべき瞬間なのだと思います。

     

    というのも、自分がイヤだったことを他人にしてしまう人は、受けた傷を認めようとしていない人。

    あまりにも自分が無力で、虐待や攻撃が辛すぎて、その経験を意識の奥に封印してしまっていたりする人だからです。

     

    簡単なことで考えてみれば分かります。

    友達から「その服、ダサいね」と言われたときにグサッと来て、「傷ついた」と感じたら、「こういう無神経なことを人に言わないようにしよう」と、その瞬間から気を付けるようになりますよね。

    けれども、「その服、ダサい」と言ってきた相手が、自分の崇拝している相手だったり、大好きな相手だったり、嫌ってはいけない相手だったりしたら……。

    一瞬、グサッて来ても、「聞かなかったことにしよう」という意識がすぐ働いて、笑ってごまかし、心についた傷はそのまま見ないようにしてしまったりすることが。

    そういうふうに「否認」することで自分を守るわけですが、
    そのとき同時に、「他人の服装を批判するのはよくない」という教訓さえも否認してしまう場合があります。

    こうなると厄介です。

    そういう人は、他人の服装を平気で批判するようになるかもしれません。

    自分の傷を否認したせいで、「服装を批判されたくらいで傷つくほうがおかしい」といいう、「苦し紛れの理論武装」を心のどこかで成り立たせてしまっているからです。

     

    「どうして、こんなひどいことを平気で出来るんだろう……」と感じる人間に会ってしまったときは、その人の心に「自分の傷を見ないための武装がある」と考えてみるといいでしょう。

    あまりにも傷が深かったからこそ、その人は心を武装したのです。

    ……そういうふうに考えれば、その人を許す気持ちが少しだけ湧いてくるかもしれません。

     

    そして、あなたは「否認」をしないことです。

    「傷ついた」と感じることは大切なこと。
    そう傷の痛みを知ればこそ、「私は人にこんなことをしないでおこう」という意識が生まれるのです。

    あなたは安易に人を傷つける失敗を犯さなくなるでしょう。

     

    いっぽう、あなたが誰かを傷つけた場合も、「やってしまった……」と気づけたことに感謝してください。

    その瞬間、起きたのは、「あなたが否認してきた傷への気づき」なのです。

    これまでは「自分も本当は傷ついていたのに、苦しすぎて認められなかった」のかもしれません。だから、人に同じことをやってしまったのだと思います。

    でも、気づきがあったなら、もう大丈夫。

     

    それでも最初は辛いと思います。

    始めて自分の傷に気づいたときは、悲しみや怒りの感情が現れます。
    でも、それは癒やしにつながるステップです。

    今後は誰かを傷つけてしまう機会が確実に減るでしょう。
    「どうして嫌われたんだろう……」と当惑したりすることも少なくなります。

     

    自分を責めないでくださいね。

    傷つけてしまったのは、あなた自身が誰かに傷つけられたから。
    その傷が深すぎて、否認せずにはいられなかったから……。

    そう考えて、温かい心を自分に向けてあげてください。

     

    涙がこぼれてきたら、その涙は癒しの涙です。

    いろんなものが洗い流されていき、美しい魂が深いところから、どんどん再生されていくでしょう。。

     

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  • 幸せな恋をするために欠かせない努力とは……

    幸せな恋をするために欠かせない努力とは……

    好きな人に会えないことで生じる切なさや苦しさ。。

    恋をすれば誰もが一度は経験する苦悩ですよね。

    でも、
    「この苦しみは、好きな人に会って抱きしめてもらわない限り、決して消え去らない!」と思ってしまうと、自分を不幸にしてしまいます。

     

    他のことも一緒です。

    「これが手に入らないなら、決して幸せになれない」という思い込みは、この世界に他の幸せが存在する可能性を否定するもの。

    いろんな幸せ、いろんな喜び、いろんな満足があることから目を背けないでくださいね。

     

    普段のあなたは賢く生きています。

    一番欲しかった服が売り切れていれば、ガッカリしても、他にいいものがないか探すことを忘れないはずです。

    どうしても行きたかったイベントのチケットが取れなくて失望しても、友達と遊んで気を紛らせることを忘れはしないでしょう。

    それと同じように、
    好きな人に会えない毎日でも、違う楽しみ、喜び、満足を探すことを忘れずにいてほしいのです。

     

    恋は素晴らしいもの。

    でも、恋だけしかあなたを満たすものがないなら、素晴らしいはずの恋も「激しい苦痛」をもたらすものに変わってしまいます。

    一緒にいる時間以外のすべてが「渇望」で埋め尽くされてしまうからです。

     

    「あなたと一緒にいないときも私は幸せ」と言える人でいてください。

    そう言える自分でいられるように、広い世界に楽しみを求め、いろんなものに興味を寄せ、多くのもので自分を満たせるように努めましょう。

    そうしていればこそ、恋はあなたに幸せを与えてくれます。

    忙しい人を好きなっても、ケンカばかり、グチばかり、涙ばかり……の悲しい恋にはならないでしょう。

     

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  • 甘え下手で「甘え方が分からない」と思っているあなたへ

    甘え下手で「甘え方が分からない」と思っているあなたへ

    ん? みんなが言っている「甘える」という言葉の意味、なんだかおかしくない?

    そんなふうに感じる出来事がありました。

     

    Amebaブログに毎週、ハワイアン・スピリチュアルタロットの一枚引きの結果を書いています。

    今週、出てきたカードは、
    愛らしいバラを描いた『ロケラニ』でした。

    「愛されること」を意味するこのカードは、甘え上手な女性のイメージです。

    そのため、「今週は甘え上手を目指しましょう」
    と書いたのですが、

    「私、甘えるのがヘタなんです……」という声をよく聞きます。

    悩み相談を寄せてくださる方のメールにも、
    「私は彼にうまく甘えられないので……」と書いていらっしゃることもあります。

    ということは、
    「甘え上手になりましょう」と言ってみても、
    「それは無理……」
    と思われてしまうかも。。

    そう考えて、何か簡単なアドバイスはないものかと、他人頼みでネットを検索してみたところ……。

    ん? 甘えるって、そういうこと?!

    と思う内容がザクザク見つかり、頭をかしげてしまったのです。

     

    たとえば、とあるサイトには、
    「彼に迷惑なのではないかと、遠慮して甘えられない女性は多い」みたいなことが書かれています。

    別のサイトには、「可愛い甘え方」として、

    うわめ遣いでお願いするとか、
    スキンシップをしながら愛をねだるとか、
    「ねぇ、いいでしょ!」と可愛く言うとか、

    そうしたことが書いてあったのですが、
    そ、それって「甘える」じゃなく、「媚びる」の間違いでは?? と感じる内容ばかり。

    なるほど、なるほど。

    こういうことを「甘える」というなら、
    「私はそういうのは苦手……」とか
    「甘える女がモテるって何かイヤ……」と感じる女性が多いのは、当然だなぁと思ったのでした。

     

    私が『ロケラニ』のカードからのメッセージとして伝えたかったのは、
    「ねぇいいでしょ、これ、買ってよん♡」なんていうふうに、
    「可愛いおねだりをすることを目指しましょう」――ということでは全然ありません。

    そのあたりは、ブログにも書いたのですが、
    「これしてほしい!」という要求を異性に上手く出来るのは「おねだり上手」という別のワザです。

     

    「甘え上手」というのは、「要求する」という積極的な行動ではありません。
    むしろ、「受容」という受け身な態度です。

     

    自分から働きかけることを「甘えること」と考えてしまうと、
    「どういうふうに上手く甘えたらいいのか分からない……」と感じてしまいます。

    そのうえ、
    「私は子供のころから、親に何かをねだるのが下手だったし……」などと、
    自分の哀しい過去まで振り返り、ますます苦手意識が出てきてしまうでしょう。

    そういう場合は、「甘える」の意味を脳内で書き換えてしまってくださいね。

    「甘える」というのは、「甘ったれる」ことではなく、「甘んじる」ということ。

    誰かが好意でしてくれることを「甘んじて受け取る」ことが、人に甘えることなんだと認識してみてください。

    たとえば、友達と一緒に買い物に行って、レジに並んだとき、
    「いいよ、先に」
    と言われたら、
    「じゃあ、お言葉に甘えて、お先に……」と言う感じで、会計を先にさせてもらう。

    そのとき、あなたは友達の好意に甘んじているわけです。

    そこであなたは積極的な行動をしていません。
    「ねぇ、いいよね、私が先にレジ済ませてもいいでしょ、ねっ!」などと、おねだりするのは甘ったれること。

    でも、「どうぞ」と言われて、
    「ありがとう。じゃあ先にさせてもらうね!」というのは甘んじること。

    甘ったれるのに抵抗がある人でも、これなら問題なく出来ますよね?

     

    媚びなんて売らなくていいのです。
    (もちろん、売りたければ売っていいのですが、売れないものを無理に売る必要はありません)

    でも、「甘んじる」ことは心がけておきましょう。

    「いいよ」と言っているのに、
    「いやいや、あなたのほうが先に済ませて! 私はいいから!」というふうに、
    相手の好意を拒否するのは、まさに「甘え下手」。

    これが「あんまり可愛くない人」です。

     

    こういうふうに考えれば、異性に対してだって、甘え上手になれるでしょう。

    友達に対するのとまったく同じでいいからです。

     

    彼が「ここは払うよ」とか「ほしいの? 買ってあげようか?」とか、「その荷物、持ってあげるよ」と言ってくれたら、
    その好意に甘んじて、「うれしい、ありがとう!」と言えば、それで十分、可愛い女性です。

    「お金ないんだぁ。お願い、払って!」とカワイクおねだりしなくても、あなたは十分、可愛い人なのです。

     

    とにかく、「要求」ではなく「受容」こそが甘えの基本。
    苦手な人は、そう思っておくといいですよ。

    でも、そんなくらいで「可愛い」ものなの?
    と思う人もいるかもしれません。

    だとしたら、あなたはどうでしょう?

    自分の好意や親切を、うれしそうに受け入れてくれる人がいたら、可愛い人だな……と感じませんか?

    少なくとも、「いや、いいですから!」と突っぱねてくる人よりは数倍、可愛いはず。

    好意や親切に他人に贈りたい気持ちは誰しも持っているもの。
    それを受け入れ、「甘えてくれる人」がみんな好きなのです。

     

    もし恋人から「たまには甘えろよ」と言われてしまったなら、
    そこには「頼ってくれよ」という気持ちが含まれているはず。

    自分からおねだりする必要はないけれど、
    彼がさりげなく差し出してくれている好意や親切を、気持ちよく受け取るようにしてくださいね。

     

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  • 好きな人の気持ちを読み違えてしまわないための大切なポイント

    好きな人の気持ちを読み違えてしまわないための大切なポイント

    好かれたい、嫌われたくない――

    そういう気持ちが自分のなかに強くあるとき、
    「相手の気持ち」が、とてもつかみづらいものになる場合があります。

    なぜなら、
    「好かれているか、嫌われていないか」という“観点”からしか、相手の言動を解釈できなくなってしまうからです。

    どういうことか、説明しますね。

    ここに「お客様に好かれたい! 嫌われたくない!」と強く考えている小さなレストランのオーナーがいたとします。

    あるお客様が、注文した料理を残しています。

    するとオーナーは思います。

    「あの料理、おいしくなかったんだろうか? 気に入ってもらえなかったようだ……」と。

     

    でも、そのお客様が料理を残したのは、その日の体調が悪かったせいかもしれません。

    もともと小食なのかもしれないし、
    「ダイエット中だから」という事情があるかもしれません。

     

    そういう相手の「事情」をひとつも思いつかず、
    この人は、うちの料理を残した
    ↓
    おいしくないと思われた

    ……というふうに相手の行動を“読んでしまう”のは、「自分の店はどう思われているか?」という視点からしか、相手を見てないからでしょう。

    このとき、このオーナーは、「お客様に好かれたい、嫌われたくない」という気持ちが強くなりすぎているわけですが、
    これ、まさに恋愛でも同じことが起こりがちです。

     

    今日の彼(彼女)の態度は少し冷たかった
    ↓
    私に関心がないのかもしれない。
    あるいは、好かれていないのではないか……

    ……これが「好かれたい、嫌われたくない」視点から出てくる“読み”です。

     

    とはいえ、恋をした場合でも、お店を開いた場合でも、
    「好かれたい、嫌われたくない」という気持ちは当然、出てくるものですよね。

    でも、そうであればこそ、
    その気持ちをいったん脇に置き、
    相手の本当の気持ちを想像することは肝心なこと。

    ニュートラルな意識で、相手を見てみると

    食欲がないのかな……、
    今日はちょっと元気がないのかもしれないな……

    といったことに頭をめぐらす「ゆとり」が出てきます。

     

    そういう「ゆとり」があるほうが商売だって恋愛だって上手くいきます。

    なぜなら、本当の相手のニーズに応えるキッカケをつかめるからです。

     

    それに、どこかレストランに行ったとき、
    もし、そこのオーナーが、「うちの店を気にいってくれたか?」ばかり気にしているようだったら、ちょっとゲンナリしますよね。

    食後は気楽な気分でゆっくり寛ぎたいのに、
    「いかがですか? お口に合いました?」とか
    「お友達紹介キャンペーンをやっていますので」とか、
    そんなことばかり言われたら、
    なにやら面倒になって、もう一度、行く気が失せたりすることもあるでしょう。

    同じように、異性から
    「連絡ないから、嫌われたか悩んじゃったよ」とか、
    「次はいつ会えるの?」とか、
    そういうことばかり言われたら、
    「よほど、この人は嫌われるのが怖いんだろうな」と感じて、
    なんとなく興ざめしてしまうこともあるもの。

     

    そこには「この人は、自分がどう思われるかにしか関心がなく、こっちの事情や状況のことなんて、考えもしないんだろうな……」という感じがしてしまうからだと思います。

     

    商売や恋愛が上手な人なら、
    「今日はあまり食が進まないみたいですね」とか
    「昨日は少し元気がなさそうだったね」など、
    相手の状況、事情を思いやっている言葉が自然に出てます。

    そうすると、こちらだって、
    「この人、さりげなく、私の様子を見ていてくれているんだな」と、うれしくなったりします。

     

    「好かれたい、嫌われたくない」という呪縛に囚われていなければ、こんなふうに、相手の心に響くやり取りができる場合は多いもの。

    ですから、ときには、「私は好かれているのか、嫌われていないか」を考えるのを止めてみるのも大切なことなのです。

    恋をしたら、
    「好かれているかどうかを確かめたい!」という欲求をうまくなだめてください。

    「自分のこと」は置いておき、
    相手のことに意識を向かわせることを忘れずにいてくださいね。

     

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  • つき合っている相手から「距離を置こう」と言われたときは……

    つき合っている相手から「距離を置こう」と言われたときは……

    「ちょっと距離を置きたいんだ」と恋人に言われてしまった。

    ……そう聞くと、
    「それはもう、相手のほうは別れるつもりなんだよ」
    と思う方が多いかもしれませんね。

    確かに、なかには
    「別れたいけれど、ズバッと言いたくないから、距離を置こうといってごまかしている」
    というのが本音の人もいるでしょう。

    ただ、全員がそう思うわけではありません。

    「グチャグチャになっている関係を、いったん離れることで改善できるかも」
    と思い、
    「距離を置こう」という人だって確実にいます。

    実は私も昔、つき合っている人から距離を置きたいと言われたことがありました。

    そのときは直感的に
    「これはダメだ」と諦めて、ただの友達に戻ってみたのです。

    そうしたら、ビックリするほどあっさり、相手の心に恋の熱が蘇って元の関係に戻りました。
    わずかひと月です。

    逆パターンも経験しています。

    こちらは恋愛ではなく、家族との関係なのですが、
    あるとき、私のほうが、いろいろ煮詰まってしまいました。

    それで、「しばらく私を放っておいてほしい」(つまり距離を置きたい)と言い放って、
    連絡を絶たせてもらったことがあるのです。

    数年程度のつき合いの恋と違い、家族との復縁は「すぐ」には無理でした。

    それでも、ある程度の時間を置いたあと、和解というか、「自然な家族の姿」に戻ることができました。

    あのとき、もし距離を置いてもらえなかったら、今でも、いがみ合っていたと思います。

    「家族なんだし、大事にしなければいけない」
    というのは重々分かっているけれど、でも、できない……。

    そう感じて、煮詰まっていた自分を解放してくれたこと。今では、そのことに感謝しています。

    離れてみたことで「最適な距離感」をつかみなおせたことに、とても救われました。

    そんなわけで、
    「距離を置くこと=永遠の別れ」ではないことを、私は身を持って実感しています。

    ただ、そうはいっても、「距離を置こう」と言われたら、それはかなりの危険信号でしょう。

    言い出した相手の心には、
    「このまま一緒にいたって先が見えない」という危険信号が灯っているのは確かです。

    ということは、相手にしがみつけば、状況はますます悪化します。

    いったん、相手の望み通り、離れてみるのがベストなはずです。

    ただ、「別れよう」と同じ意味で「距離を置こう」という人だっているのも事実。
    これがね、距離を置こうと言われた側に「不安」を巻きこす要因なのだと思います。

    言われたほうは、
    「素直に聞き入れたら、もう永遠に連絡をくれないのかも」と思ってしまう。
    だからパニックになって、しがみつきくなってしまうわけですね。

    辛いシーンです。

    不安で不安で、とにかく相手とコンタクトを取っていたい……

    そう思うかもしれませんが、それでも、ここは「こらえどき」。
    相手の望み通り、距離を置いてみましょう。

    なぜなら、相手は、自分の願いをあなたが尊重し、聞き入れてくれたことに感謝するからです。

    人ってね、「感謝」の気持ちが生まれると、相手を見る目が変わるもの。

    これまで、悪い面ばかり目について、「もうやっていられない」と思っていたとしても変わってきます。

    「ゴタゴタ言わずに離れてくれた。自分の願いを聞いてくれたんだ……」
    そう思うと、急にパートナーのいいところが思い出されてきて、相手をプラスの気持ちで見られるようになってきます。

    これはね、その相手が「別れるつもり」だった場合でも同じなんですね。

    そもそも、
    「別れよう」ではなく、「距離を置こう」という言い方をする人には、
    「別れようなんて言ったら、相手に泣きつかれて大変なことになる」
    という不安がある場合が多いのです。

    そのため、あっさり相手が離れていくと拍子抜けするし、
    なんだか惜しいものを失いかけているような、そんな気持ちになっていくもの。

    こうした心理が、「復縁」へと繋がっていくわけなのです。

    ですから、もし誰かに「距離を置こう」と言われたら、あなたがすべきことはひとつです。

    「そうだね。離れてみたほうがよさそうだね」と相手の意見を肯定し、
    いったん、相手のもとを去ってみてください。

    そうすれば、きっと相手の心は動きます。
    元に戻れる希望で出てきますよ。

    「だけど離れたままでは、彼(彼女)が他の異性を見つけてしまうのではありませんか?」
    と不安がる人もいます。

    でもね、そう考えてしまうこと自体、精神的にしがみついているわけで、

    「あなたは私から離れて、他の人のところに行ってはいけない」
    という命令を送り続けていることなんだと思います。

    その「呪縛」を送り続けたせいで、関係が息苦しいものになったのかもしれません。

    だとしたら、まず、呪縛を解かなければ、希望も見えてこないはず。

    そもそも、縛りつけておきたくても縛れないもの――それが人の心です。
    だから、呪縛は効きません。

    別の人のところに恋人を行かせないために「そばから離れない」という選択をするのはね、
    効き目のない「健康法」を必死になって続け、その結果、ますます健康を悪化させるようなもの。

    それってまるで、炎症を起こしている患部に「温湿布」を貼り付け続けるみたいな感じです。

    心配いりませんよ。そんな「無駄な方法」を使わなくても大丈夫です。

    愛しすぎて、近すぎて、そのせいでこじれてきた関係なら、距離を置いてみれば必ず、“炎症”は鎮まります。
    もう一度、やり直せる日はきっとやってきますよ。

    この知恵が誰かの役に立ちますように……。

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  • あの人から「離れたい」のに「離れられない」理由と対処法

    あの人から「離れたい」のに「離れられない」理由と対処法

    結婚している異性と付き合っている方や、
    三角関係に陥ってしまっている方からいただくご相談に多いもののひとつは、「離れたいけれど離れられない」という悩みです。

    「離れたい」という欲求が出てくる理由は人さまざま。

    自分だけを見てくれない相手とつき合う苦痛が強い場合もあります。

    未来が見えない関係に見切りをつけて、次のステップに進みたい方もいます。

    「だけど、離れられない」という苦悩の理由もさまざまです。

    この人以上に好きになれる人は現れないという予感……。

    もしかすると、この人は最後に私を選んでくれるのでは……という期待。

     

    こういう「葛藤」の悩みを聞くと、毎回、「なんとか葛藤を解いて差し上げたい」と思っていました。

    ただ、なかなかうまく行きません。

    もし友達が、こんな悩みを抱えているのを知ったら、なんとかしてあげたいと思うでしょう。

    だけど、なんとか彼女(彼)を説得して、葛藤から離れさせようとしても、こちらの意見が通じた気配はなく、友達はいつまでも、そこに留まっている――こういうことって多いはずです。

    それはある意味、当然のこと。
    「離れたいけれど離れられない」という悩みを抱える人が訴えたいのは、「右か左のどちらにすればいいか、教えて!」ということではないんですね。

    彼女(彼)が本当に訴えたいのは、
    「右にも左にも行きたくない。でも、ここに留まっているのも苦しい」という状況に対する理解なのです。

    でも、この訴えを聞かされた人は、後ろの言葉だけを聞き取りがち。

    「ここに留まっているのも苦しい」という部分にだけ注目し、
    「だったら、こっちにおいで。左だよ、左がいいよ」と誘うわけですが、友達は既に訴えています。
    「右に行くのも左に行くのもイヤなんだ」と。

    つまり、彼から離れずにいるのも嫌だし、離れるのも嫌。これが、その人の本心です。

    思わず、「そんなの知らないよ!」と言いたくなります。
    右も嫌だし、左も嫌だし、でも、今の場所も嫌。そんなのワガママじゃん!と。

    だけど、自分の身に置き換えて考えると理解できます。

    右にいけば熱地獄。左にいけば氷地獄。
    そして、今いるところは針地獄の真上。

    ……こんな状況に自分がいるとしたら、それはもう「辛いよー、助けてー」と叫ばずにはいられませんよね。

     

    でも、解決策なんて与えられない……そうなると無理難題を押し付けられた気分になって腹が立ちます。

    「そもそも、そんな地獄に入っていったアンタが悪いのよ!」と、救いを求める相手にダメ出し。。

    もちろん、これでは相手は救われません。

    なにしろ、「私が悪い」という罪の意識は「重い荷物」のようなもの。
    そんなものを持たされたら、ますますカラダが重くなって、足の裏に針が深く刺さります。

    葛藤しているときは、針地獄の上にいるのだと考えてみてください。
    最善策は、心を軽くすること。

    葛藤から抜け出せないとき、
    「これじゃダメだ! 決断しなきゃ!」というプレッシャーを自分にかけるのは重たい荷物を増やすことです。

    「こんなハメに陥ってしまっている私」という罪の意識を強めることもまた、重たい文鎮を持つことです。

    そういう重い荷物は捨ててしまうこと――それを最初にやってみてほしいのです。
    そうすれば少なくとも足元の針地獄が与えてくる痛みは軽くなりますよ。

    そして、現状に留まる苦痛が減ったなら待てるはずです。

    幸いなことに人生は動いていくもの。
    道が続くさきに、炎地獄や氷地獄が途絶える地点が出てきます。
    そこにたどり着いたら、ひょいっと移動できます。

    「でも、ここで待っていたら、あの船に乗り遅れちゃう!」という焦りもプレッシャーになることを忘れないでくださいね。

    「あの船」というのは、あなたにとっての「ベストな婚期」だったり、「成功チャンス」だったりするでしょう。

    けれども、船は次々やってきます。

    あの船に間に合わず、次の船を待つことになっても、そのほうが結果的には幸せにたどり着ける場合はたくさん、たくさんあります。幸せは「先着順」ではないからです。

    ですから葛藤している今は、プレッシャーも罪の意識も全部捨ててください。
    そして、妖精になりましょう。

    ふんわりと針のうえを漂っていれば、針地獄という「葛藤」は怖くありません。

    それに、軽やかな妖精になれば、針が刺さった足の痛みを訴えて、その結果、友達から「ハッキリしなよ!」とか「そんなんじゃダメだよ!」といったダメ出しもされずに済みます。

     

    救ってほしいのに救ってくれないのは、友達が意地悪だからではありません。
    あなたの悲鳴を聞いている友達だって辛いのです。

    友達だけではありません。
    あなたがつき合っている彼(彼女)だって、あなたの魂のうめき声を聞いているはず。

    その声から耳をふさぎたくなると、あなたを最後に選ぶことなく、立ち去ってしまうかもしれません。
    (身勝手なことですが……)

    ですからまずは「今は右にも左にも行かなくていい」……そう思って心を休めてくださいね。

    大丈夫。きっと地獄から抜け出せるときはやってきます。
    今はただ、心をラクに……。

    そうしてくだされば、嬉しいなと思っています。

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  • 「両想いになれる」と信じる人が救われる理由

    「両想いになれる」と信じる人が救われる理由

    先月のダイアリーに書いた『片思いの成就の極意は、好意とアピールの「減量」です』という記事に、いろいろな方から感想をいただきました。

    「まさに、その通りだと思う」と言ってくださる方か多かったのですが、
    「なるほど、と思うけれど、それでもやっぱり、好きな人へのアピールや好意を減量できない……」という嘆きの声も。


    「アピールを止めてしまったら、ますます相手が離れてしまう気がする」
    という感想や、
    「好きという気持ちを出さないでいるのは苦しい……」という意見もありました。

    その気持ち、分かります。

    確かにね、片思いの時点で、「自分からのアピール」を減らすと、相手との距離は広がります。実際に話す機会、会う機会が減ってしまう場合も多いです。

    でも、「少しでいいから話したい」という気持ちから、好きな人に近づいてしまうとしたら……それって自分の欲求を優先するために、相手に無理をさせているということ。

    もちろん、相手が優しい人で、他者の欲求を受け止める許容量も大きい人なら無理してくれるかもしれません。

    そういう相手であれば、こちらからアピールをしていくほうが、ある程度の交流は続けられますから、「アピールを減らせば、ますます距離が空く」と感じる気持ちは分かるのです。

     

    けれども、相手の優しさに甘えすぎれば、だんだん敬遠されてしまう場合も多いもの。

    いろんなことに頑張っている魅力的な彼(彼女)の「心のゆとり」を奪っていくのは、「両想いへの道」を逆走しているようなものでもあります。

    それでもやってしまう……。
    分かりますよ。

    なぜかというと、人間は「長い目で見て得なことをする」より「短期的な欲求を満たしたい気持ち」のほうが勝ってしまう生き物だからです。

     

    ダイエットして、あのドレスが着たい!
    ……そう思うのに、目の前のケーキを食べてしまうのは、目先の欲求のほうが強いから。

    好きな人との「程よい関係をキープ」して、いずれ両想いになりたい!
    ……そう思うのに、接近しすぎてしまうのだって、「今すぐ仲良くしたい」という目先の欲求のほうが勝ってしまうせいです。

     

    とはいえ、こんなお話をしているのは、「両想いになりたいんでしょ!? だったら、目先の欲求をグッと我慢しないと、夢を叶えられないよ!!」と、お説教したいわけではありません。

    たぶん、そんなことは他人に言われなくたって分かっているはず。
    できることならそうしたい……だけど出来ない……その苦悩こそ、片思いが辛い理由なんだと分かっているつもりです。

     

    それでもね、やっぱり恋の勝者になるのはガマンが出来た人です。

    このことをハッキリ意識していれば、「目先の欲求」に負けてしまうことが、きっと減っていきますよ。

     

    結局のところ、「今すぐ満たされたい」という欲求が勝ってしまうのは、「遠い夢」より「今すぐ出来ること」のほうが「叶えられる可能性」が高く見えるからなのです。

    ですから「今、ガマンすれば確実に両想いになれる」と信じられれば、誰だって自然とガマン強くなれます。

    「信じるものは救われる」という名言の通りなんです。
    「今は好意やアピールを抑えたほうがいい。そうすれば両想いになれるんだ!」と信じる人はきっと救われますよ。

    どうぞ、あなたのなかに「信じる心」が芽生えていき、片思いの苦痛から少しずつ解放されていきますように……。

     

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  • 片思いの成就の「極意」は、好意とアピールの「減量」です

    片思いの成就の「極意」は、好意とアピールの「減量」です

    「受験や就職試験での成功」と、「片思いを成就させること」――どちらも自分の望み叶えることです。

    けれども、このふたつの成功への道のりには、決定的な違いがあります。なんだか分かりますか?

    まず、受験先の学校や、就職を希望する会社は、あなたの本気度を知りたがっています。
    だから、みんな必死で「想い」をアピールします。

    「こんなに頑張って勉強しました! スキルを身につけました! これからも絶対にがんばります! 私を入れてくださったら、決して後悔はさせません!」と。

    でも、恋愛はどうでしょう。

    「こんなに頑張ってカッコよくなりました! 君を幸せにするだけの稼ぎも手に入れました! これからも絶対にがんばります! 僕とつき合ってくれたなら、決して後悔はさせません!」

    ……こういってくれた相手が、あなたの大好きな相手なら感動するでしょう。
    でも、それ以外の相手から言われたら、困りませんか?

    片思いをしている人が間違えてしまいやすいのは、好きになってもらうまえに私の本気度を伝えようとしてしまうこと。

    片思いという段階にいるうちは、「自分の本気度」をアピールして、相手に愛を乞うべき段階ではないのです。

    まずは意識してもらうこと。

    なんか素敵な人だな、気が合うな、かわいいな、一緒にいたいな……そう思ってもらうことが先決です。

    そして、あなただけが相手を大好きで、相手はあなたをそこまで好きではない、というバランスの悪い状態から抜け出すためには、あなたの「好き」をアピールするどころか、あなたの「好き」を引っ込めなければいけません。

    実のところ、相思相愛になるのは、そんなに難しいことではないんですよ。

    「大好き同士」だけが相思相愛ではありません。
    「ほんのり好き同士」とか、「一緒にいるときは楽しいけど、それだけの者同士」というのだって相思相愛です。

    要するに、相手と同じくらい自分も相手が好きになればいいだけのこと。
    少なくとも、見かけ上は、そのように振舞うことです。

    それって、あなたの「大好き」を引っ込めること。これが出来るかどうかは片思いを叶える重要なポイントです。

    あなただって周りの友達や同僚と、「お互い同じくらい、相手を大切にしている状態」が一番、心地いいはずです。

    何かと誘ってくれるけど、なかなか自分が予定を合わせられない相手には、たとえ同性の友達でも心苦しく思うでしょう?

    いろいろ気を使ってくれるけど、自分はそこまで相手に気が回らないときも、やっぱり相手の気遣いが息苦しくなってしまったりしますよね。

    そうすると、あなたの心には、その相手から遠ざかりたい気持ちが生まれてしまったりしませんか? 恋の場合も同じです。

     

    好意の度合いを相手に合わせること――それがね、両想いへの最初の一歩なんですね。

    彼があなたに向けてくれるのと同量の好意だけを返すように努めてください。
    そうすれば、彼はとてもリラックスします。
    あなたに負い目を感じません。
    あなたといるのが気持ちよくなります。

    そうなると、自然と話す機会や時間が増えていくでしょう。
    あなたの魅力を伝える十分な時間も出来きます。
    わざわざ「大好きです!」と言わなくたって、あなたが彼を素敵だと思っていることも伝わるでしょう。

    だんだんとふたりの好意は平等に膨らんでいくでしょう。そして、「いつも一緒にいたい」とお互いが思う段階にたどり着いたとき、あなたの片思いは終わるわけなのです。

    考えてみてください。これまでの人生で「親友」にまでなれた友達との関係って、ほぼ必ず、そうやって成り立っているはず。

    最初は「気が合う仲」で、そのうち、「よく一緒に行動する仲」になる。
    そうなると、共有する話題や思い出が増え、ふたりのあいだに絆が生まれ、やがていつしか「離れがたい関係」へと育っていくわけですね。

    もちろん、恋の場合は、最初からお互いメロメロになってドラマティックに結ばれる場合もあります。

    でも、あなたのほうが相手を大好きになってしまった場合は「片思い」。

    どんなにあなたが彼を好きでも、相手はまだ、あなたに対して「離れがたさ」を感じていないのですから、グッとこらえて、彼と自分の気持ちのバランスを取ってくださいね。

    この話を片思い中の人にすると、ほぼ9割の人から返ってくるのが「前より彼と話す機会が増えて、いい感じになってきた」という嬉しい報告です。

    とにかく人間は、大きすぎる好意をもらうのは苦手なもの。

    そんなに好意を持っていない相手に接近されたり、尽くされたり、「好きになってほしい」とアピールされて嬉しいと思う人は少ないものです。

    自分が相手に与えられるのと同じ量の好意をくれる相手のほうが「相思相愛な感じ」がして、親近感が増すんですね。

    もしね、今のあなたが「アピール型」の片思いに行き詰ってしまっているなら、軽い気持ちで「好意の減量」をどうぞ、試してみてください。

    一歩下がってやり直せば、グイグイ押しても縮まらなかった距離感に、きっとね、うれしい変化が生まれるでしょう。

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  • 人それぞれと思っていても……価値観の違いを乗り超えるコツ

    人それぞれと思っていても……価値観の違いを乗り超えるコツ

    恋人と別れた理由について、よく聞く話のひとつが「価値観の違い」というヤツです。

    だけど、価値観が同じ相手じゃなくても、うまくつき合っている人はたくさんいますよね。

    そもそも、まったく価値観が同じ相手なんて、この世にほとんどいません。

    分かり合える部分がとても多い相手でも、ひとつやふたつは異なる価値観を持っているものです。

    たぶん、「価値観の違いで別れた」という話の真相は、「価値観の違いに気づかないまま、つき合っていたせいで別れることになってしまった」ということなのです。

    どういうことか説明しましょう。

    今、恋愛初期にいる方は、ぜひ読んでおいてくださいね。

    さて、「人それぞれの価値観がある」ということを全く認められない人は滅多にいないと思います。

    自分には許せないことでも平気に感じる人もいるだろう。
    自分だったら、こう思うことでも、違うふうにとらえる人もいるだろう。

    そういうのは頭で分かっていると思います。

    ですから、もしも赤の他人から自分と違う反応が返ってくれば、「いろんな人がいるものだな」と肯定できる人は多いはず。

    けれども、あるひとつのことがらについて、自分と違う価値観の人に出会ったことがない場合、「自分ならこう思う」ということを「当たり前」のように想定してしまうことがあるものです。

    なにしろ、自分の中にない発想はなかなか浮かんでこないのが人間です。

    たとえば、他人に遅刻されてもあまり気にならない人は、自分が遅刻しても「相手はそんなに気にしていないだろう」と、なんとなく思ってしまうでしょう。

    反対に、他人の遅刻が許せない人は、自分がうっかり遅刻してしまったとき、「きっと相手は怒っているに違いない」と考えてしまいがち。

    でも実際のところ、あなたが好きになった相手は、あなたと真逆の価値観の持ち主だったりするかもしれません。

    ここから始まるのが「ボタンの掛け違え」です。

    「きっとこうだろう」と思っているせいで、相手の価値観を確かめもせず、そのままつき合い続けてしまった結果、悲劇は起こります。

    「実はおまえの遅刻がいつも許せなかった」なんて別れ際に彼から言われてビックリ――こういうことが起こるわけですね。

    そのとき、彼女は「だったら早く言ってくれたらよかったのに! 教えてくれたら直したのに!」と思うかもしれません。

    でも彼は、彼女が遅刻をしてもまったく悪びれない様子を目撃してきました。

    そうすると彼は、「もしかして、ちょっとした遅刻にいちいち苛立つ自分のほうが変なのかな……」と思って、ひるんでしまうことが。それでズバッと言えないままに……。

    けれども、不満は募り募って最後に爆発。
    こういうことってよくあります。


    もし、あなたが今、恋愛の初期段階にいるなら、自分の価値観を早めに知らせておくといいでしょう。
    自分の感覚をね、伝えておきましょう。

    ただし、たとえば「遅刻する人って最低だよね」という言い方を最初にすると、違う価値観を持っていた人は間違いなくムッとします。
    「そう? 別に自分は気にならないけど」というように。

    「自分の価値観を伝える」というのは「自分の価値観を押し付ける」ことではありませんよね。

    そうならないためには、なるべく自分に引き寄せて「私の価値観」を話せるようにしておくといいですよ。

    「私って遅刻されると、自分の時間を奪われたみたいな気がして、ついイライラしちゃうんだ」とか、
    「遅刻にうるさい親だったせいで、今でも私、時間に甘い人には寛大になれないんだよね」とか。

    ついでに、そこで「あなたにはそういうのってない?」と聞いてみてください。

    そうすると、「そうだなぁ、俺の場合は、ごめんなさいを言わない相手にイラっとしやすいかもな」というふうに、彼も「俺の価値観」を話してくれやすくなるはずです。

    恋の初期に「ボタンの掛け違い」を少なくしておくこと。
    これは「上手な恋愛のコツ」のひとつ。

    この知恵をうまく活用してください。素敵な恋ができますように。

     

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  • どんな片思いにも「意味」と「希望」はあります

    どんな片思いにも「意味」と「希望」はあります

    叶いそうもない片思いをしているとき、「こんな想いを抱えていても何の意味もないのに……」と落ち込んでしまうこと、ありますよね。

    自分の気持ちをアピールしているけれど、ちっとも振り向いてもらえないときも、無意味なことをしている気になってしまうかもしれません。

    さらには、
    好きになった相手に既に恋人がいたり、
    すでに一度フラれていたり、
    告白できない状況があったりするのに、
    それでも「好き」という気持ちを止められない……

    ……そういうとき、虚しさは倍増します。
    「好きでいる意味がない」と感じてしまうからです。

    でもね、人を好きになることは間違いなく「意味」があり、「希望」のあることなんですよ。

    両想いになれようが、なれまいが、まったく関係ありません。
    なぜなら誰かを好きになるというのは、自分以外の誰かに「関心を寄せる」ということ。そこに「意味」と「希望」があるのです。

     

    あなたにもきっと経験があると思います。
    人を好きになり、その人のことをもっと知りたくなった経験が。

    今まで全然、関心がなかったのに、その人が好きなスポーツをつい見てしまったり、その人が話題にしていたものに興味が湧いてきたり、その人が持っているものを自分も買いたくなったり。

    こういうのって、その人に関心を向けるようになったがゆえに起こることですよね。

    ところで人間は基本的に「自分に関係ないもの」には無関心なもの。
    世界はこんなに広いのに、慣れ親しんだ狭い世界のなかに安住してしまいがちです。

    でも、「自分に関係ないもの」が多い人って、あまり魅力的ではありません。

    あなたの周りの人のことを考えてみてくださいね。
    自分の子供の話しかしないとか、同僚の悪口にしか興味がないとか、仕事の成績のことしか考えてないとか、そういう人っていませんか?

    こういう人たちは、たとえどんなにキレイでもカッコよくても仕事や家事がよく出来ても、周りから「魅力的」とは思われていない場合が多いはずです。

    「この人、魅力的だな」と私たちが思うのは、どんな話題を持ちかけても楽しそうに乗ってくれたり、いろんな情報を発信してくれたり、違う面をどんどん見せてくれたりする人。

    要するに、いろんなことに興味を持っていて、世界を広げ続けている人こそ魅力的に見える人なのです。

     

    とはいえ、「私も魅力的になりたいから、いろんなことに興味を持とう!」と決めても、実際のところ「自分に関係ないこと」に興味を持つって結構、苦痛です。

    欲しいものが何にもない店を、興味深くしっかり見て歩くなんてきっと無理。すぐ飽きてしまいます。

    新聞を隅々まで読もうとしても、興味のない話題の話は頭に入ってきません。「どうでもいいよ」と思えてしまいます。

    それなのに……
    誰かを好きになると、どうでしょう。

    「あ、この店、彼(彼女)が好きだって言ってた店だ」と思えば、ワクワクしながら商品を眺めてしまったりしませんか?

    「この事件の話、彼(彼女)がこのまえ、いろいろ語っていたっけ」と思うと、新聞記事を真剣に読み始めてしまったりしないでしょうか?

    これらは全部、人を好きになると、「その人を取り巻く世界」に関心が向くようになるからです。

    その結果、自分の関心の範囲が、思いがけない広がり方をしていきます。
    おかげであなたは間違いなく今まで以上に魅力的になっていきます。

    それって素敵なことですよね?

    結局、人を好きになるって「自分以外のものに関心を寄せやすくなる」ということ。
    そのおかげで「世界が広がること」です。

    たとえば、好きな俳優が出来ると、その人の作品をいろいろと見たくなりますよね。
    そうすると、他の俳優さんや監督にも興味が出てきて、また違う作品に触れることになったりします。

    いつの間にかドラマや映画全般に詳しくなっていて、たまたま知りあった相手と、ドラマや映画について語り合えたりして、そうやって仲良くなった相手が、あなたに仕事のチャンスをもたらしてくれたり――そんな感じで、あなたの「魅力」は「福」を引き寄せるものになっていくでしょう。

    そうです。
    まるで叶わない片思いを続けていたとしたって、その片思いのおかげで広がった世界はあなたの「宝物」なのです。

    その恋が片思いのまま終わってしまったとしても「意味がなかった」なんていうことには決してなりません。

    好きな人への関心から広まっていった関心は、必ずあなたに次の出会いをもたらすでしょう。
    人生に「無駄なこと」「意味のないこと」なんてひとつもないということを実感する日がきっとやってきます。

    この希望を胸に抱いていれば、「好きでいるのを止めなきや」と焦る気持ちは消えるはず。
    焦らなくても大丈夫ですよ。世界が広がるうち、自然にあなたの心は動いていくでしょう。

     

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    あの人に会えなくて寂しい気持ちを癒すための秘訣

     

     

  • あの人に会えなくて寂しい気持ちを癒すための秘訣

    あの人に会えなくて寂しい気持ちを癒すための秘訣

    忙しい彼氏と寂しがり屋の彼女が、どうしたら上手くつき合っていけるのか……先月のダイアリーでは、この話を書きかけたまま、旅に出てしまいました。

    今日はそのお話の続きを書いてみたいと思います。

     

    好きな人が忙しい人で、なかなか会えない寂しさを抱えている女性はたくさんいるでしょう。

    私も若かりしころは、この悩みが絶えませんでした。

    10代のころは、ひたすら彼に不満を言うだけ。
    「寂しいよぉ」、「会いたいよぉ」と、まぁ本当に子供のよう。

    20代になると、少し大人になって、
    「自分も忙しくすればいいんだ!」と思い立ち、いろんなことに意欲的になって、暇を持て余さないようになりました。

    30代から先は……今の仕事を始めたおかげで、わざわざ頑張らなくたって十分、忙しくなりました。

    結果的に「ごめん、今日は無理! 会えない」というのが、いつの間にか私のほうになっていたことも。

    というわけで、私個人の場合は「寂しい」という悩みは「自分が忙しい日々を送る」ということで解決したわけです。
    でも、この解決策が万人に通用するわけではないと思います。

    自分のことを振り返っても、人生のなかには「ぽっかり穴が空いたみたいに暇が出来てしまったけれど、何もしたくない時期」が何度もありました。

     

    たとえば、一緒に過ごす時間が多かった友人が遠くに越してしまうなど、人間関係が急に変化したとき。

    暇な時間を埋めるために欠かせない「余力」がね、体や心の調子のせいで奪われてしまった時期も色々ありました。

     

    あなたにも、きっとそういうときがあると思います。

    そんなときに人から
    「とにかく、いろんなことを意欲的にやりなさい! 恋人と会えなくてもそうすれば寂しくない! 何かしなさい!」なんて言われても無理でしょう。

    だって、そういうときの寂しさは「暇さ」だけから来ているわけではなく、「心細さ」を伴うものだからです。

    暇なら暇を埋めればOKです。

    彼が多忙な人なら、あなたも多忙な人になり、お互い「ごめん、今日は無理!」と言い合えたら、不満は溜まりません。

    「愛されてない……」と嘆き、無駄なケンカばかりして、愛を壊すこともありません。

    だけど、心細さか募るときは、どんなに暇を埋めても寂しさが消えません。

    好きな人に会いたい気持ちも小さくならず、苦痛の日々を過ごすことに……。

     

    そういうときに必要なのは確かに「愛」なのです。

    仕事や趣味をどれだけ増やしても、“心細さを伴う寂しさ”はなかなか消えないでしょう。

    だとしたら、好きな人や恋人が暇になり、あなたのそばに付き添ってくれない限り、あなたの寂しさは消えないのでしょうか?

    そうだとしたら悲劇です。
    そもそも、そういうときに会って抱きしめてくれる相手さえいない人は、カケラの希望もなくなってしまいます。

     

    さて。
    心細さを伴う寂しさを抱えているとき、必要なのは「愛」だとすれば、その愛をどうすれば得られるのか――。

    陳腐な話かもしれません。
    でも、これが正解です。

    「与えよ。さらば与えられん」です。

     

    まずは、この世界のあらゆるものに「愛」を与えてみてくださいね。

    モノにも人にも植物にも動物にも。
    愛をこめて接しましょう。

    部屋が散らかっているなら、あなたは部屋を愛していないかもしれません。
    「ごめんね、ほこり被ったままだったね」と棚をふいてあげましょうね。

    冷蔵庫でしなびかけている野菜があったら、使ってあげましょう。
    「ごめんね、無駄にしないよ。しっかり食べて身にするね」と、お味噌汁でも卵焼きでも何でもいいから、余った野菜を料理に入れてあげましょう。

    どうでもいいような扱いをしてきた相手と目を見て話をしてみましょう。
    「ごめんね、存在を無視してて……」と心で唱えながら。

     

    心細さは、あなたの周りに味方が少ないから。

    だけど、あなたの生活を支えてくれているのは、恋人だけではありません。

    家具も、食材も、洋服も、同僚も、友人知人も、スーパーやコンビニの店員さんも、宅配便の人も、みんなあなたの生活を支えてくれています。

    そこに愛を与えていけば、やがて愛が帰ってきますよ。いろんな形でね。

    「恋人だけが自分の寂しさを埋めてくれる人」と考えると、あなたはイヤになってしまうでしょう。「この人なしでは生きていけない自分はなんて情けないんだろう……」と。

     

    本来ね、恋する人に会いたい――その気持ちは「ときめくもの」です。
    「飢餓感に満ちた辛いもの」ではないはずなのです。

    恋は恋。
    愛は愛。

    恋心はひとりに向けて、愛はみんなに向けて。
    それが心細い寂しさを消すための秘訣です。忘れずにいてくださいね。

     

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  • それってどうして? 「禁断の恋」の相談に起こる混乱

    それってどうして? 「禁断の恋」の相談に起こる混乱

    お悩み相談コーナーに「結婚しているのに恋をするのは悪いことなのか?」という疑問を含むメールが先月、届きました。

    そこには、こんなことが書かれていました。

    「他の方の過去の相談に、先生が本格的な不倫は避けた方がいいのです、みたいな事を答えてられていたのも気になりました。両想いになったら、不倫だから、止めた方がいいのでしょうか?」と。

    これを読んで、他にも同じように不倫の相談をするか迷っている方がいるのではないかと感じて、メールをくださった、かりんさんだけではなく、このサイトを見ている皆さんに向けて、「既婚者の不倫のご相談」について私が思うことを書いておこうと思います。

    確かに、私はお悩み相談の回答で、「本格的な不倫に進むのは止めておいたほうがいいですよ」と書くことが多いです。

    でも、このサイト内のメニューには禁断の恋を扱ったものもたくさんあります。

    もちろん私がそうしたメニューの原稿を書いています。
    カードを使って占い、その内容を記します。
    禁断の恋であっても、うまくいく気配が出ていれば、「うまくいきそうですよ」と正直に書いています。

    たぶん、かりんさんが混乱されたのは、そうしたメニューを占って、ある程度いい結果が出ていたからかもしれません。

    「てっきり先生は私の恋を応援してくれていると思ったのに、メール相談だと不倫は止めたほうがいいって他の人に言っている。どうして?」というふうに矛盾を感じられたのだと思うのです。

    けれども、私のなかに矛盾はありません。
    これには理由があります。

    禁断の恋――それは、「ある程度の危険を伴う旅」のようなもの。

    最初から「いいじゃない、行ってくれば!」と笑顔で送り出すわけにはいない。とりあえず止めてほしい、と伝えたい……それは私の「信条」ではなく「心情」の問題です。

    ただね、すでに旅を始めている人は別です。

    すでに両想いになっている相手と禁断の恋を続けている方からのご相談に、「そんな危険な恋は今すぐ止めて戻ってくるべきだ!」なんて言いません。

    その旅の危険が最小限になるように、私にできるアドバイス、見えるアドバイスをします。旅の最中にいる方に対しては、それが私の使命だからです。

    たとえば、危険地帯に行こうとしている友人から「どうしても行くの。決めたの」と言われたら……「行っておいで」と送り出すしかないありませんよね。

    だって不倫にしても危険な旅にしても、リスキーではあるものの、「絶対に破滅する」と決まっていることではありません。うまくいくことを祈ることも可能です。

    さて、このサイトの中の禁断の恋のメニューを占う方というのは、私にとって、「危険な旅にもう出てしまっている人」。あるいは「危険を承知で進むと決めている人」です。

    そう思うから、可能なかぎりのアドバイスや応援をします。

    それはたとえば旅に出た友達に、「今からあなたが通過するところは特に危ないらしいよ、気をつけて!」とか「すごいね、目的地についたんだね、おめでとう!」とか、そういう言葉をかけるようなもの。

    けれども、メールでご相談をくださる方には、まだ「渡航準備中」の方がいらっしゃいます。

    「危険だと言われている禁断の恋だけど、行ってみたい。どう思いますか?」という相談なわけです。

    そうなると私としては、「思っているより危険だよ。止めておいたほうがいいと思うよ」という返事を書くことになります。
    行くかどうかを迷っているなら、行かないほうがいい――そう思っているからです。

    もしも今のあなたにリスキーな恋に進むかどうか、まだ迷う気持ちがあって、「どうしても!」と切羽詰まっていないなら、止めてほしいと願います。

    でも、「こんな相談をしたら、『結婚しているのに何考えているの! ダメに決まっているでしょ!』と怒られるかも……」なんて心配しないでくださいね。

    私はあなたを非難したいのではありません。
    ただ、あなたを危険な場所にホイホイと行かせたくないだけ。

    ですから、どんなご相談でも気軽に寄せてくださいね。

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

    ※この記事は、ジューン澁澤監修コンテンツ『二人が出逢った理由』の「june’s Diary」の転載です。詳しくは「june’s Diaryの転載を開始します」という記事をご覧ください。

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  • 女の気持ちと男の気持ちを探るシリーズを書き始めました

    女の気持ちと男の気持ちを探るシリーズを書き始めました

    春うらら。

    穏やかな気候にほんのりした幸せを感じられる季節になりましたね。

    実は、今月からAmeba(アメーバ)の芸能人・有名人ブログに参加することになりました。

    とはいえ、このサイトで日常的なダイアリーは書いているので、アメーバブログに何かを書けばいいやら……。

    悩んだすえに、「女の気持ち」について、思いつくまま書いてみようかと。

    というわけで、今回はAmeba(アメーバ)公式ブログのほうに公開した連載の第1回目を、こちらにも掲載させていただきます。

    重複して読み始めてしまった方がいらしたら、ごめんなさい。。。

     

     

     

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    「女の気持ち」と「男の気持ち」~宿命的な違いを探るシリーズ開始

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    今日から、男女の違いについて私が考えたことを書いていこうかと思います。

    続きものになりますが、このシリーズにしばらくおつき合いください。

    ◆女と男 あきらかに違っているのは「身支度」
    さて、女と男の違い……といえば、まず誰の目にも明らかなのが外見ですよね。

    長い髪にメイクした顔。ネイルで飾った爪。色や形がさまざまな服や靴――それが(基本的には)女の外見です。

    いっぽう、短い髪にノーメイク。着るものは色味の少ないスーツで、合わせるのも型どおりの革靴――これが(基本的には)男の外見です。

    この違いについて、「女は着飾りたがる生き物」なんていうふうに解釈されたりするけれど、ここにはもっと根本的な男女の違いがハッキリ見てとれます。少なくとも私にはそう思えるのです。

    その違いの発生源は何か……ひと言でいうなら、それは「時間」に関する価値観の差です。

    長い髪を乾かすのって大変ですよね。
    朝のメイクも時間がかかるし、ネイルなんて更に時間を要する作業。
    女の身支度は、あきらかに「男の倍」では済まないくらいの時間を使うものです。

    さて、男のほうはどうでしょう。髪を洗うなんて、彼らにとっては体を洗うことの延長にすぎない感じです。

    長い髪がもつれる心配なんていりません。ガシャガシャ洗えば済みます。
    もちろん、ドライアーに費やす時間だってアッという間でしょう。

    メイクもしないし、禿げたネイルを気にする必要もないうえ、いくつかのスーツと革靴を組み合わせれば、大抵の男は朝の身支度、終わり!

    もっと自由なファッションをしている男性だって、もちろんいます。それでも女に比べれば、選択肢はずっと少ないはずです。

    なにしろ、「さて、今日はスカートにするか、それともパンツ?」なんて考えません。

    「今日はヒールを履こうか、フラットなパンプスにするか……いや、スニーカーにしておこうかしら。でも、そろそろサンダルの季節だし……」なんていうことに頭を悩ますことも男にはないでしょう。

    どうでしょう? 毎朝、こんなにも違うことをしている男女が「同じ価値観」のもとで生きているはずはないと思いませんか?

    「愛」に対する男女の価値観の違いも、ここから見えてこないでしょうか。

    私が思うに、
    「女が男に求めるもの」は、彼女たちの身支度に表れています。
    いっぽう、「男が女に求めるもの」だって、彼らの身支度に表れています。

    ……次回は、女と男がそれぞれ相手に何を求めているか――具体的な点を挙げながら考えていきたいと思います。

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    この続きはアメーバ・ブログでの掲載になります。すでに4回分を掲載していますので、こちらもご覧いただければ幸いです。

    ※その後、更新した記事のリンクも追記しています

    ▼ジューン澁澤 オフィシャルブログ「TAROT JOURNAL ~タロット占いと女の気持ち~」Powered by Ameba

    第1回 女と男 あきらかに違っているのは「身支度」
    第2回 「女が男に求めるもの」と「男が女に求めるもの」……その違い発見!
    第3回 ランチタイムにも表れる「男に刷り込まれている価値観」とは?
    第4回   こんなにも違う! 女と男が悩みを打ち明けるときに求める「模範解答」
    第5回 女性が苦手なのは……「ある部分」だけを切り取って解決すること
    第6回  「道で迷子になる」のが女なら「話の迷子」になるのが男
    第7回  「女って難しい」と嘆く男性へ…すぐに使えて役立つアドバイス
    第8回 あなたの話を聞くのが下手な彼……こうすれば解決しますよ

     

    ふむふむ、と思っていただける連載になるように、執筆がんばります。

     

     

     

  • 一人旅をして分かったことは……ひとりでいられる女と男の気持ち

    一人旅をして分かったことは……ひとりでいられる女と男の気持ち

    旅に出たいなぁ、という気持ちが久しぶりに強まっています。

    といっても、旅行したい気持ち自体は年がら年中あります。

    ただ具体的に「いつ、どこに行こうか」といったことにも頭が回り、ホテルや観光情報を調べる意欲が出てくるのは、年に数回になってしまいました。

    昔は暇だったのか、本当に一年中、暇さえあれば旅行に関する情報を調べていた気がします。

    南国や温泉なんかの特集雑誌をよく買っていました。

    街を歩いているときにツアーのパンフレットを見かけると、行く気のない場所(というより、予算的にいけない場所)のものでもホイホイ取ってきて、「ここに行くなら、このツアーがいいな」とかね、楽しい想像に時間を費やしていたんですね。

    実際、ずいぶんいろんなところに行ったような気がします。

    とはいえ、長い人生、旅行どころではない時期だって、たくさんありました。お金がない時期もあったし、時間がない時期もあり、総じてみれば、「旅ざんまいしてきた」とは言えません。それでもたぶん、結構な回数の旅をしてきた気がします。

    いろんな人と旅をしましたが、近年は一人旅が多くなって、それにもすっかり慣れました。

    とはいえ、一人だと行きづらく感じる場所はいろいろあります。

    「うーん、ここはちょっと一人だとミジメかも……」と、ためらってしまうのは大きなリゾートホテルなど、ひとりで来ている人がほぼ、いないところです。
    それから、一人で行動するのが危険そうな国に行くのに腰が引けることも。

    そういうときは必ず「ああ、一緒に旅をしてくれる人が減って寂しいなあ……」と、いつも思います。

    けれども気がついたこともあります。何かといえば、「一人で来ているからこそ、こんなにワクワクしているんだ」と感じるシーンがあることです。

    特に、誰もいない場所に来たときがそう。

    たとえば、他の車がろくに走っていない平日の午後、山間の静かな道をドライブしているときとか、まるで人に合わない広い広い公園や山中を歩いているようなときです。

    全然、人がいないわけですから、それこそ孤独感が強まりそうなのに、どういうわけか、不思議な高揚感が沸いてきます。

    「ああ、今、このあたりには私しかいないんだ。ここで起こっていることを知っているのは私だけなんだ!」と思うと、ものすごい贅沢をしているような気分になって、なんだか分からないけれど、ウキウキした心境になってくるのです。

    そして自分のなかに詰まっていたもの、押し込んでいたものが、ふうっと解放されてくるような感覚があって、ものすごくリラックスしてきます。私にとって、それは「ああ、なんだかとても癒された……」と思う瞬間です。

    たぶん、私が変わり者なのでしょう(笑)。
    でもね、「旅が大好きなのに、同行してくれる相手に恵まれなくなってきた」という事態がなければ、こんなことを体験する日は来なかったと思います。

    おかげで「何かが欠けている」からこそ、他の人があまり知らない幸せや喜びを思いがけず発見することもあるのだなぁと考えるようになりました。

    たとえば、お金がなくても幸せそうに生きている人を見て、「ああいうのは強がりなんじゃないの? 本当は苦しいはず」なんて思ってしまったりしますが、その人はきっと、お金があると感じられない喜びを発見した人なのかもしれません。

    そう考えていくと、「恋人もいないのに、ガツガツする様子もない異性」に対して、「本当に、あの人は独身なのかな? 実は恋人がいるのを隠しているんじゃ……」なんて疑う必要もないことが分かってきます。

    きっとね、その人は「恋人がいないからこそ感じられる喜び」を見つけてしまった人なのでしょう。

    そんな人に恋してしまったら……振り向いてもらえない?
    いえ、大丈夫だと思います。

    私だって一人旅の喜びを知ったけれど、だからといって、「よし、これからは一生、一人旅がいいな。旅の連れなんて作らないでおこう!」とは思っていません。

    それはそれ。これはこれ。
    誰かと一緒に旅する楽しさ、喜びだって知っているからです。

    フリーでいる楽しさを今は満喫している彼だって、恋人と過ごす楽しさを忘れてしまったわけではないはず。根っからの人間嫌いや人間不信でない限り、あなたの想いを受け止める気持ちになる可能性は十分あるはずです。

    ただし、ちょっと困ったことに、そういうタイプには「まぁ、ひとり身が続いても、それはそれで楽しいこともあるさ」という達観みたいなものがあります。
    そのせいで、恋のシーンでは押しが弱く、面倒なことになるとサッと身を引いてしまう……といった傾向がある場合もなくはないでしょう。

    そのあたりは、こちらが慎重にならなければいけないかもしれませんね。

    でも、こういうタイプの男性の気持ちがまったく分かっていないと、のらりくらり、なんだか分からない態度をとられているように思えてしまう場合が。
    「私は遊ばれているのかも!?」と不安になってしまう場合もあるでしょう。

    けれども、そういう誤解で取り乱し、「どういうつもり?」と相手に迫れば、「面倒くさくなってきた……」と思わせてしまうかもしれませんよね。

    必要なのは、「ひとりも楽しいかもしれないけれど、ふたりだと違う楽しさがあるよ!」というアピールを続けること――「そうだな。やっぱり、そっちのほうがいいな!」と相手に思ってもらうことなのです。

     

     

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  • 自分を深く傷つけた相手なのに、忘れられないのはなぜ?

    自分を深く傷つけた相手なのに、忘れられないのはなぜ?

     人生のなかでは「深く傷つく恋」をしてしまうことが、誰にでもあると思います。

    でも傷の癒え方は人それぞれ。

    深い傷でも、治りは早く、あっさり相手を忘れて、次の恋にいける場合もあるけれど、

    いつまでも引きずってしまう場合も……。

    こういうと、その人の性格次第みたいに聞こえるけれど、そうではないと思います。

    とてもサバサバした性格の人が、恋の痛手を引きずることもあるからです。

    違いはたぶん、「謎」を感じるかどうか……。

    「どうして、あの人は私をこんなにも傷つけたのだろう」と感じるシチュエーションかどうかによって、傷心の治り具合は変わってくるように思えます。

    人間は、「理解不能なこと」に出会うとおびえます。

    「あるわけがないこと」に出くわしたときは混乱します。

    このふたつがセットになると、恐怖と混乱に心をつかまれてしまいます。

    たとえば、生まれて初めて幽霊を見たら……怖いし、混乱しますよね。

    「いったい、あれは何だったの? 本当にこんなことってあるの?」という疑問がね、しばらく頭から離れません。

    恋愛で傷ついたときも同じです。

    遊び人にも見えないし、悪い人にも思えない「普通の人」だと思っていた彼(彼女)が、ある日、とんでもない形であなたを裏切ったりすれば、これと同じような気持ちになってしまうはず。

    「いったい、これはどういうこと? 本当にこんなことってある?」と考え続けてしまうのです。

    この場合、簡単に相手を忘れられません。

    なにしろ、幽霊を見た人とまったく同じで、「私の思い違いじゃないんだろうか?」と考えてしまうので、相手を悪く思うどころか、自分の感覚のほうを疑ってしまうんですね。

     

    そうなると、相手を非難すればいいはずが、なぜだか自分のほうを非難し始めます。

    そのせいで、失恋から立ち直れなくなってしまいがちなのです。

     

    これは、今まで暴力なんて受けたことのない女性が、生まれて初めてパートナーから暴力を受けたときにも起こりやすいことかもしれません。

    女性に手をあげたりする人なんて見たことがないために、
    「そんなバカな。こんなことが起こるなんてありえない。こんなことをされる私のほうが、何かおかしいんだろうか」と思ってしまうのです……。

    そうすると、自信を持って行動できなくなります。

    なにしろ、自分が信じていた世界が崩れてしまったのです。

    何を信じて、どう行動するのが正しいのか――この段階で、うまく判断できるはずがありません。

    こうして、ドメスティック・バイオレンスのなかに留まってしまう悲劇が起こるような気がします。

    ……なんだか今日のダイアリーは重たい話になってしまいました。

    でも、みなさんからお悩み相談を受けていると、どう考えても相手が悪いだけなのに、その相手を想う気持ちは収まらず、むしろ自分を責めている……そんな辛い心情をつづったメールをいただくことがあります。

    そうした方に立ち直っていただくには、「どうして、そういう気持ちになるのか?」を説明してみることも大切なのかと思い、この記事を書き始めました。

     

    それに、私自身も最近、「ありえないものを見てしまった……」と感じることがありました。

    そのあと随分、気持ちが混乱して、怒りでもないし、哀しみでもない、ややこしい感情に悩まされたのです。

    でも、たまたま手に取った本を読んでいたら、この感情が「恐怖と混乱のミックスしたもの」だと分かってきました。

    そうしたら、すごくホッとして、平常心に戻ることができたんですね。

    さて、失恋したあと、気持ちに区切りをつけるには、「いったいどうして?」という謎を解消する必要があります。

    そうしないと、いつまでも考え続けてしまうんですね。

    それって、傷口をいつまでも触ってしまって、治りを悪くするのと似ています。

    占いでも、本でも、友達でも、頼れるものは何でも頼ってください。

    それからもうひとつ。

    あなたを傷つける相手は、あなたに憎しみを持っているわけではない場合がほとんどです。

    人が他人を傷つけるのは、心身のどこかが弱っていて、普段だったらガマンできる衝動や苦痛をこらえることができず、よくない形で、人にぶつけてしまうから。

    たとえば、あなただって寝不足が何日も続いていたら、だんだん不機嫌さを抑えきれなくなってきて、他人に当たってしまったりしますよね。
    そういうのと基本的には同じです。

    とにもかくにも、どんな傷も癒えていきます。きっと大丈夫。

    あなたの苦痛が少しでも早く癒えますように……。

     

    人に傷つけられたとき、自分が人を傷つけたとき……心をラクにするには